仕事なんか生きがいにするな [ 泉谷閑示 ]
新しい生きがいを見つける道しるべ
仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える (幻冬舎新書) [ 泉谷閑示 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 生きる意味を見失った現代人
(「何がしたいのかわからない」という悩みー「楽になりたい」というささやかな夢/「自分がない」という困惑ー現代の「うつ」の根本病理 ほか)
第2章 現代の「高等遊民」は何と闘っているのか
(夏目漱石の『それから』における“父の説教”/「働くこと」は何のためか ほか)
第3章 「本当の自分」を求めること
(「本当の自分」は果たしてあるのか?/苦悩から脱した先にある「第二の誕生」 ほか)
第4章 私たちはどこに向かえばよいのか
(「自由」という名の牢獄/愛と欲望の違いー見返りや支配を求めないもの ほか)
第5章 生きることを味わうために
(日常に「遊び」を取り戻す/食という芸術 ほか)
働くことこそ生きること、何でもいいから仕事を探せという風潮が根強い。
しかし、それでは人生は充実しないばかりか、長時間労働で心身ともに蝕まれてしまうだけだ。
しかも近年「生きる意味が感じられない」と悩む人が増えている。
結局、仕事で幸せになれる人は少数なのだ。
では、私たちはどう生きればよいのか?
ヒントは、心のおもむくままに日常を遊ぶことにあったのです。
独自の精神療法で数多くの患者を導いてきた精神科医が、
仕事中心の人生から脱し、新しい生きがいを見つける道しるべを示した希望の一冊です。
色々な気づきを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「人間という存在は「生きる意味」を失うと、精神が衰弱してしまうのみならず生命それまでもが衰弱し、ついには死に至ってしまうこともある。」
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 仕事なんか生きがいにするな [ 泉谷閑示 ]
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://mtadmin.rsw.co.jp/mt-tb.cgi/12615
コメントする