「国富」喪失 [ 植草一秀 ]
あらゆる国民の「富」が危機に瀕している現状を暴く!
「国富」喪失 [ 植草一秀 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 失われる国富(いま、危機に瀕している日本の「国富」/政界のタブー、外貨準備という米国への巨額上納金/郵政民営化による国民資金の喪失 ほか)
第2章 日本収奪計画と売国の実態
(対日経済戦略の系譜、最終兵器としてのTPP/国家の存立を危うくする農業の喪失/必要な医療を誰もが受けられる体制の崩壊 ほか)
第3章 国富を守るためにいま、なすべきこと
(明治維新から連なる日本政治の正体/主権者・国民の権利が失われる自民党の憲法改定/日本を支配するための五つの技法 ほか
年金資金の運用で巨額損失が発生、外貨準備資金では四年半で五〇兆円の損失…。
国民のためではなく、グローバル資本のための政治を推進する政府により、
日本国民が戦後、コツコツと蓄えてきた富が、いま流出している。
日本収奪を狙うハゲタカ外貨と、それに手を貸す政治家、財界人、官僚、メディア。
金融資産のみならず、日本の農業から医療、雇用、国土と環境、伝統、文化にいたるまで、
あらゆる国民の「富」が危機に瀕している現状を暴き警鐘を鳴らす書です。
一般報道では知ることのできない内容が満載です。
<印象に残った一文>
「現在の日本政治は、「強欲大資本家のための」、「ハゲタカのための」政治に堕してしまっている。」
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