改訂新版 日銀を知れば経済がわかる (平凡社新書) [ 池上 彰 ]
金融・経済の仕組みを見る目を養う
目次は次のとおりです。
そもそも金融とは何か
日本銀行は「銀行の銀行」だ
日本銀行は「政府の銀行」だ
日本銀行は「発券銀行」だ
紙幣はいくらでも発行できる?
日銀はこうして誕生した
「公定歩合」はなくなったー金融政策の仕組み
日銀の政策委員会とは
ゼロ金利政策で悪戦苦闘
「異次元」の緩和に踏み切った
景気の動向を常に監視
FRBは「アメリカの日銀」
金融グローバル化時代の日本銀行
リーマン・ショックで世界の金融界が大混乱した2008年秋。
その後、日本ではこの7加羅年の間に、安倍政権への交代に加え、黒田東彦が日銀総裁に就任。
デフレ脱却のための「異次元緩和」や「マイナス金利」導入など、強力な金融緩和策を推し進める日銀の動向に注目が集まっています。
そこで、データを最新のものに更新し、この間の日銀の動きを加筆。
改めて、日本銀行の仕事を知ることで、金融・経済の仕組みを見る目を養おうとする書です。
面白い切り口の本です。
<印象に残った一文>
「資金を融通するから金融」
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