偽りの経済政策 格差と停滞のアベノミクス [ 服部茂幸 ]
差と停滞のアベノミクス
偽りの経済政策 格差と停滞のアベノミクス [ 服部茂幸 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 低成長が続く日本経済
(混迷する黒田=岩田日銀/停滞する日本経済/機能しない異次元緩和/日本だけの経済停滞/世界大恐慌の再検討)
第2章 雇用は増加していない
(実体経済、雇用、労働生産性の低迷/労働生産性のゼロ成長)
第3章 デフレ脱却という神話
(輸入インフレの終焉/日本銀行は責任を転嫁する/誤った経済学は失敗を繰り返す)
第4章 広がる格差
(企業業績の急回復、それが問題だ/アメリカ経済の何が「回復」しているのか/実態なき「回復」)/終章 アベノミクスとポスト真実(経済学の「裏の歴史」/経済の危機は経済学を進歩させる)
なぜ今も経済の停滞が続くのか、
本当に雇用は回復したのか、
金融緩和でデフレからの脱却は成功したのか、
格差は広がっているのか…
安倍政権と黒田日銀による経済政策を徹底検証します。
まやかしの「成果」のからくりを暴き、アベノミクスを鋭く批判する書です。
その先に、経済学が果たすべき役割が見えてくる。
面白い切り口の本です。
<印象に残った一文>
「消費はGDPの6割を占める。」
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