「西洋」の終わり 世界の繁栄を取り戻すために [ ビル・エモット ]

世界の繁栄を取り戻すために

目次は次のとおりです。

序 西洋という理念
第1章 戦いを開始しろ
第2章 不平等と公平性

第3章 民主主義と自縄自縛
第4章 アメリカを正道に戻す
第5章 イギリス、彼らのイギリス

第6章 欧州の麻痺
第7章 日本という謎
第8章 スウェーデンとスイスのフーディーニ

第9章 シルバーヘアとスマート・ドローン
第10章 野蛮な来訪者
第11章 西洋の運命

グローバル化の進展がもたらした不平等の拡大を背景に、
世界中で移民排斥や孤立主義を訴える政党の支持率が上昇し、世界は急速に閉鎖的な空間になりつつある。
蔓延するポピュリズムは、第二次世界大戦以降の西側先進国の「繁栄」を実現してきた「西洋」の理念ー開放性と平等ーを捨て去り、
各国の協調関係を分断し、一国内でも断絶を引き起こすかもしれない。
私たちはいま、「西洋の繁栄」の終わりの始まりにいる。それを避けるために、一人ひとりと国家は何をすべきか?
知日派として名高い国際ジャーナリストが、米国、英国、欧州、日本、スイス、スウェーデンを事例に
「自由」と「豊かさ」を守るためにいま取るべき行動を提言する書です。
ちょっと硬い内容ですが、歴史の動きを感じられます。

<印象に残った一文>
「肝心なのは歴史を味方につけることではない。肝心なのは歴史がみんなを困難へと導く時に順応して新しいステップを覚える能力を備えていることだ。」

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 「西洋」の終わり 世界の繁栄を取り戻すために [ ビル・エモット ]

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://mtadmin.rsw.co.jp/mt-tb.cgi/12936

コメントする

このブログ記事について

このページは、村田優一郎が2017年8月26日 09:44に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「元東京地検特捜部検事・政治家の闘い 参謀力 -官邸最高レベルに告ぐ さらば「しがらみ政治」- [ 若狭 勝 ]」です。

次のブログ記事は「家光は、なぜ「鎖国」をしたのか (河出文庫) [ 山本 博文 ]」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 7.0.1