ネガティブ・ケイパビリティ答えの出ない事態に耐える力 (朝日選書) [ 帚木蓬生 ]

「負の力」が身につけば、人生は生きやすくなる。

目次は次のとおりです。

第1章 キーツの「ネガティブ・ケイパビリティ」への旅
第2章 精神科医ビオンの再発見
第3章 分かりたがる脳

第4章 ネガティブ・ケイパビリティと医療
第5章 身の上相談とネガティブ・ケイパビリティ
第6章 希望する脳と伝統治療師

第7章 創造行為とネガティブ・ケイパビリティ
第8章 シェイクスピアと紫式部

第9章 教育とネガティブ・ケイパビリティ
第10章 寛容とネガティブ・ケイパビリティ

セラピー犬の「心くん」の分かる仕組みからマニュアルに慣れた脳の限界、現代教育で重視されるポジティブ・ケイパビリティの偏り、希望する脳とプラセボ効果との関係…
教育・医療・介護の現場でも注目され、臨床40年の精神科医である著者自身も救われている「負の力」を多角的に分析した、心揺さぶられる地平。
色々な気づきを与えてくれます。

<印象に残った一文>
「共感の力こそが人生を変える。」

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このページは、村田優一郎が2017年9月17日 15:31に書いたブログ記事です。

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