東芝 原子力敗戦 [ 大西 康之 ]
ノンフィクション決定版
目次は次のとおりです。
プロローグ そこに悪意はあったか
第1章 原子力ルネサンス
第2章 東日本大震災
第3章 粉飾決算
第4章 破滅への道程
第5章 原発ビジネスの終焉
第6章 東芝が消える日
エピローグ サラリーマン全体主義の限界
2006年、米原発メーカー・ウエスチングハウス買収をきっかけに、解体の危機へと追い込まれた東芝。
経産省の思惑、国策にすがる幹部、暴走する原子力事業部員の姿を、社内極秘資料を元にあますところなく描く。
『日経ビジネス』在籍時代からスクープを連発した、第一人者によるノンフィクション決定版です。
東芝衰退の原因が丁寧に描かれています。
<印象に残った一文>
「夜郎自大のサラリーマン全体主義では、もはやどんな大企業であっても生き残れない。そういう時代がやってきたのだ。」
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