経済成長という呪い 欲望と進歩の人類史 [ ダニエル・コーエン ]
“閉じてゆく”21世紀世界
目次は次のとおりです。
序論 経済成長なき進歩はありうるのか
第1部 経済成長の源泉
(人類の時代ー世界を支配するに至った「文明化」の過程/脱出ー絶滅の危機/二〇二六年一一月一三日ー人類を救った予想外の人口転換 ほか)
第2部 未来だ、未来だ
(テクノロジーの特異点が迫りつつある/人間の労働はどうなるのか/失われた経済成長 ほか)
第3部 進歩を再考する
(“新たな”大転換/自主独立とサバイバル/神話と恨みー物質的な富から解放されない人間 ほか)/結論 トライアングル地獄からの脱出と超越
私たちは無限の欲望という「呪い」から逃れられるのか?
経済成長なき産業革命の時代でも進歩はありうるのか?
人類史という壮大なアプローチから、“閉じてゆく”21世紀世界を読み解く書です。
目からウロコの情報が満載です。
<印象に残った一文>
「環境問題や労働強化による人間疎外も、上から押し付けられる施策ではなく、人々の心境の変化によって解放される。」
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