国際法で読み解く戦後史の真実 文明の近代、野蛮な現代 (PHP新書) [ 倉山満 ]
文明の近代、野蛮な現代
目次は次のとおりです。
第1章 「文明の近代」はなぜ野蛮化したのか
第2章 戦後日本の「諸問題の根源」を国際法で解く
第3章 国際法を理解できない者VS理解して破る者の「仁義なき冷戦」
第4章 キューバ危機・ベトナム戦争・文化大革命
第5章 冷戦が終結し、世界はさらに野蛮になった
終章 あらためて、なぜいま国際法を学ばねばならないか/おわりにー日本が進むべきは「徳川家康の道」か「今川氏真の道」か
第二次世界大戦後、国連をつくり戦争をなくそうとした世界で、なぜ残虐な殺戮が続いたのか?
「人類史は進歩している」と考えるのは大間違い。
冷戦と革命と地域紛争と虐殺に明け暮れた戦後期は、むしろ「野蛮に退化した時代」だった。
なぜか。
それは文明のルールだった「国際法」を米ソが破壊したからだ。
戦争根絶、民族自決、共産主義などの理想が、いかに残虐な世界を作ったか。
そして、その中で日本はいかに生きていけばいいのか。本書を読めば、現代史の大きな流れと各国の思惑がよくわかる!
複雑な戦後から現代の世界情勢を一刀両断に解明する斬新な現代史。
目からウロコの情報が満載です。
<印象に残った一文>
「国際法を理解しているか怪しいアメリカ、国際法を理解した上で破るロシア、そもそも法を理解できない中国、そもそも人の道を理解できない北朝鮮」
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