カエルの楽園 (新潮文庫) [ 百田 尚樹 ]

国家の意味を問う警世の書

国を追われた二匹のアマガエルは、辛い放浪の末に夢の楽園にたどり着く。
その国は「三戒」と呼ばれる戒律と、「謝りソング」という奇妙な歌によって守られていた。
だが、南の沼に棲む凶暴なウシガエルの魔の手が迫り、楽園の本当の姿が明らかになる…。
単行本刊行後、物語の内容を思わせる出来事が現実に起こり、一部では「予言書」とも言われた現代の寓話にして、国家の意味を問う警世の書です。
色々な気づきを与えてくれます。

<印象に残った一文>
「大半の人達が美しい漠然とした言葉に酔いしれている時、彼らを酔わせているピカピカの建前論に立ち向かうのは、存外難しいものです。」

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このページは、村田優一郎が2018年1月 2日 14:52に書いたブログ記事です。

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