逆説の日本史23 明治揺籃編 琉球処分と廃仏毀釈の謎 [ 井沢 元彦 ]
明治揺籃編 琉球処分と廃仏毀釈の謎
目次は次のとおりです。
第1章 近現代史を考察するための序論
近現代史を歪める人々-日本を蝕み続ける「バカトップ」問題
(歴史学者の良心とは何か?近現代史における「事実捏造」/朝日新聞編集幹部による「日本新聞史上最低最悪の記事」とは?/「世論を自分たちの望む方向に導くことこそ正義」という鼻持ちならないエリート意識 ほか)
第2章 大日本帝国の構築1
琉球処分と初期日本外交ー朱子学という亡国の「毒酒」
(言語、文化、宗教ー琉球人のアイデンティティは日本に近い/家康が琉球を「王国」のまま存続させた深慮遠謀とは?/「琉球王国」カードを有効に使った薩摩藩の経済的センス ほか)
第3章 大日本帝国の構築2
廃元毀釈と宗教の整備ー「平和ボケ」ニッポンを「内教」で立て直す
(欧米列強に負けないための「神道+朱子学」という新宗教/世界宗教史上でも類を見ない「民族宗教と世界宗教の対等合併」/「日本の神々こそ最高の存在」と説く「反本地垂迹説」理論 ほか)
歴史ノンフィクションの金字塔!!
僧侶の肉食妻帯解禁は「陰謀」だったのか?
神道vs仏教!「国教」とすべきはどちらか!?
目からウロコの情報が満載です。
<印象に残った一文>
「最高の教育を受け優秀な成績を修めながら一番肝心な常識がわかっていないエリートが何故か組織のトップになってしまい、組織を滅亡に導くという大欠陥が我々の文化にある。」
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