忖度バカ (小学館新書) [ 鎌田 實 ]
日本に蔓延する「暗黙の空気」の正体
目次は次の通りです。
序章 忖度という病が警告するもの
第1章 しがみつき、足を引っ張り合う忖度地獄
第2章 人間は、忖度しながら成長する
第3章 自分の生き方は、他人に忖度させない
第4章 戦争と原発と空気
第5章 支配されない生き方
森友・加計問題に端を発し、急速に広まった「忖度」という言葉。
これは流行語には終わらない、日本社会に深く巣食う病理を表わす言葉でもある。
ここでクローズアップされた官僚や政治家の忖度は「先回りの服従」というべきものだが、
政治の場のみならず、会社や学校など様々な場で「忖度バカ」が生まれ、忖度疲労を起こしている。
病的な忖度はなぜ生まれるのか?
様々なパターンを検証し、日本に蔓延する「暗黙の空気」の正体を解き明かす書です。
目からウロコの情報が満載です。
<印象に残った一文>
「人は命一つで生まれてきて、命一つで死んでいく。」
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