人間とはなにか 下 脳が明かす「人間らしさ」の起源 (ちくま学芸文庫) [ マイケル・S・ガザニガ ]
脳が明かす「人間らしさ」の起源
目次は次の通りです。
第3部 人間であることの栄光
(芸術の本能/誰もが二元論者のように振る舞う/意識はどのように生まれるか?)
第4部 現在の制約を超えて(肉体など必要か?)
私たち人間の本質とその起源について、現代科学はどこまで明らかにすることができたのか。
脳神経科学のみならず、遺伝学、実験心理学、動物行動学など幅広い学問領域の最先端の研究成果を武器に、
その根源に迫るスリリングな試み。
下巻では、芸術の誕生や意識の発生について検討し、
人間と動物の本質的な相違について総括します。
さらに、サイボーグ化、人工知能や遺伝子操作といった人類の未来についても、
認知神経科学者ならではの鋭い洞察が展開されます。
スティーブン・ピンカー、V.S.ラマチャンドランらが激賞した、脳科学研究のトップランナー、ガザニガの集大成とも言うべき圧巻の大著です。
目からウロコの情報が満載です。
<印象に残った一文>
「私たちは入り組んだ動作を随意に模倣できるが、これは他の霊長類にはない能力だ。」
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 人間とはなにか 下 脳が明かす「人間らしさ」の起源 (ちくま学芸文庫) [ マイケル・S・ガザニガ ]
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://mtadmin.rsw.co.jp/mt-tb.cgi/13646
コメントする