スペシャルティコーヒー物語 [ マイケル・ワイスマン ]
読めばコーヒーが、より味わい深くなる1冊
目次は次の通りです。
第1章 スペシャルティコーヒー業界の人々
第2章 カップの中の神
第3章 ニカラグア・グラナダ
第4章 ルワンダ、ブルンジ、そしてエチオピアへ
第5章 パナマ
第6章 オレゴン州ポートランド
第7章 ロサンゼルス
第8章 ノースカロライナ州ダーラム
本書に登場する業界の中心人物たちには、共通の理想がある。
それは、“高品質なコーヒーで消費者を満足させ、高い価格設定を実現する。
そしてそこから得られる利益を分配することで、貧しさにあえぐ農家の暮らしを向上させる。
また同時に、関係者全員の満足も追求する”というものである。
このような高い理想の実現はしかし、容易ではない。
意思疎通もままならない農民の説得、腐敗した現地の協同組合や政府による横領・妨害、
一年の半分を旅に費やす中での個人生活の破綻…
数々の困難を乗り越えて、彼らは“成功”できるのか。
読めばコーヒーが、より味わい深くなる1冊です。
色々な気づきを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「このコーヒーを味わった瞬間、カップの中に神の顔が見えた。」
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