読む力 現代の羅針盤となる150冊(仮) (中公新書ラクレ) [ 松岡 正剛 ]

現代の羅針盤となる150冊

目次は次のとおりです。

第1章 子どもの頃に読んだのは
(小学校六年生のときの本棚を再現しようと試みる/学習塾のセンセイの誘いで本の世界へ ほか)

第2章 論壇からエロスも官能も消えた
(ポストモダンが奪ったもの/大胆に伏せて、開ける ほか)

第3章 ナショナリズム、アナーキズム、神道、仏教…
(読書には見取図が必要だ/ユニテリアンの影響といじけたキリスト者 ほか)

第4章 民族と国家と資本主義
(ヒトラーが生まれてニーチェが活躍する/フランクフルト学派のアメリカ批判の意義 ほか)

第5章 ラッセル、養老孟司、弘兼憲史
(学問の普及に不可欠な「通俗化」/ソ連からロシアに受け継がれた、質の高い通俗化の技術 ほか)

松岡氏、佐藤氏、初の対論集!
既存の価値観がすべて費えた混沌の時代に、助けになるのは「読む力」だと二人は言う。
「実は、高校時代は文芸部でした」という佐藤氏の打ち明け話にはじまり、
サルトル、デリダ、南原繁、矢内原忠雄、石原莞爾、山本七平、弘兼憲史まで。
混迷深まるこんな時代にこそ、読むべき150冊を提示
してくれます。
現代を生き抜くための羅針盤はいろいろな気づきを与えてくれます。

<印象残った一文>
「言語コミュニケーションにおいては、読む・聞く・話す・書くという4つの力が要求される。」

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このページは、村田優一郎が2018年7月 8日 05:28に書いたブログ記事です。

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