宗教と暴力 激動する世界と宗教 [ 池上 彰 ]
激動する世界と宗教
開会の辞(宗教の正体に迫りたい(松岡正剛)
いま宗教とは(池上彰) ほか)
第1部 対論
(宗教は人を殺す思想とどう対峙するか(池上彰・佐藤優))
第2部 基調報告
(中東の紛争:イスラーム過激派とテロリズムの論点整理(高岡豊)/信仰があってもなくても、人は人を愛し、人は人を殺す(石川明人))
第3部 総合討論
(「宗教と暴力」にどのようにアプローチするか(松岡正剛)
パネルディスカッション
(松岡正剛・池上彰・高岡豊・石川明人・佐藤優))
私たちはいま、どのような時代を生きているのかー。
「宗教は人々の平和のためのものだから暴力とは無縁であるはずだ」
この思い込みが、いかに儚いものかを、世界の歴史や現代のニュースは教えてくれる。
人々は「神」の名の下に殺し合いを続けてきた。
それは、いまも続いている。
宗教と暴力をめぐる問題は、社会と人間の本質を衝くとともに、われわれがふだんは伏せている感情を衝いてくる。
大胆な発想により、宗教が抱え込む暴力の実相を語る。
知の巨人たちと俊英が、宗教と暴力の難問に挑む書です。
目からウロコの情報が満載です。
<印象残った一文>
「自ら信じる宗教に命をかけることができるものは他人の命を奪うハードルが低くなるという傾向がある。」
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 宗教と暴力 激動する世界と宗教 [ 池上 彰 ]
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://mtadmin.rsw.co.jp/mt-tb.cgi/13857
コメントする