脱「三逆リーダー」 間違いなく部下は育ち、生産性は倍増する [ 藤田 英夫 ]

間違いなく部下は育ち、生産性は倍増する


目次は次の通りです。

第1部「三逆リーダー」の連鎖組織
(無意識下の「人を道具として」/「管理」の姿に実体化/"上"は"下"の運命を握っている/姑息、邪道な「自分満足」/「三逆」の核心/「嫌われたくない努力」の凄まじさ ほか)

第2部脱「三逆」を始めてみたら…。
(第2部の総説/「三逆リーダー」ほど恐ろしいものはないーリコー機能材料開発センターグループリーダー 朝比奈大輔/マネジメント革新だけで生産性二五〇%-三井E&Sマシナリー大分工場海外生産推進室長 辻省悟/脱却の途に就いたリーダー二〇人による成果のワンポイント/脱却の途に就いたリーダー七三三人に対するアンケート調査の結果)

著者は言う、リーダーの九八パーセントは「三逆リーダー」であると。
「三逆リーダー」とは、本来すべきこととは真逆の3つ「三逆」をしゃかりきになってやっているリーダーのことだ。
部下に対してやってはならない3つのこと
「部下に嫌われない努力」
「教える・指示する・世話をやく」
「部下の心を操作しようとする」である。
企業内はその連鎖組織となっている。
だから、部下たちが全力を出すことは、けっして無い。
これらリーダーたちの下では、仕事の生産性向上は上がらない。
部下は育たない。
 我われ人間は、「やる気」を持っている、その裏側では「やらないで済ます気」を持っている。
この両者が綱引きをやっている。
多くの人は多くの場合、 この綱引きにおいて前者は後者に負けてしまう。
それではダメだとわかっていながらついついに。
そこでリーダーはどうすればいいのか。
「三逆リーダー」を脱して組織内における真のリーダーを求め続ける、著者渾身の一冊。
 著者がキャンパスリーダーを勤める「組織革新研究会」は1971年、ソニー厚木工場におけるマネジメントの大革新を?種火?とし、叩き台として、普遍の「人と組織」変革の途を求めて創設された。
この研究会は、いわゆる研修会やセミナーとは似て非なるものであって、「変わる原体験」のスローガンの下、本ものの革新的な「人と仕事の係わりかた」を実体験する場である。
いろいろな気付きを与えてくれます。

<印象に残った一文>
「三逆リーダー図は、・部下に嫌われない努力・教える、指示をする、世話を焼くの自動化・部下の心を操作しようとする。」

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このページは、村田優一郎が2018年9月30日 05:43に書いたブログ記事です。

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