アメリカの「反中」は本気だ! アジア争奪の米中貿易戦争が始まった [ 宮崎正弘 ]

アジア争奪の米中貿易戦争が始まった


目次は次の通りです。

プロローグ アメリカの中国敵視は本物だ
第1章 「中国の罠」に猛反発する世界
第2章 本当にヤバイ朝鮮半島と台湾海峡

第3章 中国に奪われるASEAN一〇ケ国
第4章 中印激突!危機迫る南アジア
エピローグ 米中貿易戦争、どうする日本

現在のアジア諸国において米国と密接な絆を持つ国は、
日本、韓国、台湾とベトナムであり、
完全に中国側に転換したのはラオス、カンボジア、マレーシア、タイ、ミャンマー、そしてブルネイである。
両天秤にかけての様子見がフィリピン、インドネシア、シンガポールという言う色分けになるだろうけれど、
はっと気が付けば、南アジアではインドが保護してきた周辺国のネパール、バングラデシュ、スリランカ、パキスタン、モルディブが
中国寄りのへの傾斜という実態に驚愕の声を上げたように、米国は今、アジアにおいて米国の同盟国が減って、
中国サイドに急傾斜している国々のおびただしさという現実(リアル)を目撃し、外交の転換を熟慮してきた。
したがって反中国という米国の姿勢は、共和党タカ派のみならず民主党の多くも、そしてリベラルなニューヨークタイムズの論調もそういう方向へ変質しているのである。
今後の潮流を読むうえで参考になる書です。

<印象に残った一文>
「米国と中国は対決時代に入ったのである。」

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このページは、村田優一郎が2018年10月26日 08:02に書いたブログ記事です。

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