崩れる政治を立て直す 21世紀の日本行政改革論 (講談社現代新書) [ 牧原 出 ]
21世紀の日本行政改革論
目次は次の通りです。
第1章変わる改革、動く制度ー政と官の関係を問い直す
第2章 行き詰まる第二次以降の安倍晋三政権ー今何が動き、何が動かなくなっているのか
第3章 自民党長期政権と自らを動かす官僚制
第4章 小泉純一郎政権以後の自民党と官僚制ー官邸主導による新しい政権のあり方
第5章 民主党政権の混乱から学ぶこと
第6章 政権交代後の官僚制を立て直すには?
安倍晋三政権に不利な情報が記載されている公文書の廃棄、官邸に居座る官僚の専横など、政治と行政の崩落は国民を失意のどん底に陥れています。
一部の政治家や官僚の首をすげ替えても、事態は好転しそうもありません。
政と官の制度設計は事前に考えられたものか、制度作動は順調かの原則論に基づきつつ、
戦後の歴代首相の政治手腕とその成果、小泉純一郎政権の成功、民主党政権の失敗から、
現安倍政権の政治主導、行政崩壊の核心に迫る書です。
一般報道では知ることのできない内容です。
<印象に残った一文>
「透明性は今後の政治においてどうしても必要である。」
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