労働者派遣事業の種類は?

昨日クライアントから頂いたご質問をシェアさせて頂きます。


最近何かと話題になった労働者派遣ですが
2種類あることをご存じでしょうか?


一般労働者派遣事業

特定労働者派遣事業

の2種類です。


この違いは、

一般労働者派遣事業
特定労働者派遣事業以外の労働者派遣事業をいい、
例えば登録や臨時・日雇の労働者を派遣する事業がこれに該当します。

一般労働者派遣事業を行うには、
厚生労働大臣の許可を受けなければなりません。
この許可のためには21万円の経費がかかります!


特定労働者派遣事業
常用雇用労働者だけを労働者派遣の対象として行う
労働者派遣事業をいいます。

特定労働者派遣事業を行うには、
厚生労働大臣に届出をしなければなりません。
一般派遣とは異なり届け出のための経費はかかりません。

今話題になっているのは、一般労働者派遣の方なのです。

特定労働者派遣については常用雇用ということで
雇用が保障されていますが、

一般派遣の方は登録型なので雇用が不安定なために
今報道されているようなことが起こりやすくなってしまうのです。


これを経営側から見ると
特定派遣については雇用リスクがあるけれど
一般派遣については雇用しスクがないともいえます。


物事には必ず両面がありますので、
メリット・デメリットをよく考えた上で、
判断したいものです。

(今日の一言)
労働者派遣には一般派遣と特定派遣の2種類があります。


私のサイトです。
よろしければご覧下さい!

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このページは、村田優一郎が2009年2月14日 04:35に書いたブログ記事です。

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