労働者派遣事業の種類は?
昨日クライアントから頂いたご質問をシェアさせて頂きます。
最近何かと話題になった労働者派遣ですが
2種類あることをご存じでしょうか?
一般労働者派遣事業
と
特定労働者派遣事業
の2種類です。
この違いは、
一般労働者派遣事業は
特定労働者派遣事業以外の労働者派遣事業をいい、
例えば登録や臨時・日雇の労働者を派遣する事業がこれに該当します。
一般労働者派遣事業を行うには、
厚生労働大臣の許可を受けなければなりません。
この許可のためには21万円の経費がかかります!
特定労働者派遣事業は
常用雇用労働者だけを労働者派遣の対象として行う
労働者派遣事業をいいます。
特定労働者派遣事業を行うには、
厚生労働大臣に届出をしなければなりません。
一般派遣とは異なり届け出のための経費はかかりません。
今話題になっているのは、一般労働者派遣の方なのです。
特定労働者派遣については常用雇用ということで
雇用が保障されていますが、
一般派遣の方は登録型なので雇用が不安定なために
今報道されているようなことが起こりやすくなってしまうのです。
これを経営側から見ると
特定派遣については雇用リスクがあるけれど
一般派遣については雇用しスクがないともいえます。
物事には必ず両面がありますので、
メリット・デメリットをよく考えた上で、
判断したいものです。
(今日の一言)
労働者派遣には一般派遣と特定派遣の2種類があります。
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 労働者派遣事業の種類は?
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://mtadmin.rsw.co.jp/mt-tb.cgi/3172
コメントする