整理解雇の4要件


今日はクライアントから頂いたご相談をシェアさせて頂きます。


事業縮小等など経営側の事情によって労働者を解雇することを
「整理解雇」といいます。

どんな場合でも整理解雇が認められるわけではなく、
客観的に真にやむをえない事業がある場合に限り
許されるものです。


 ではどういう場合に整理解雇が認められるかとなりますと、
これまでに数々の裁判例が出されており、

それによれば
少なくとも4つの要件が満たされなければ整理解雇は認められず、
4要件を欠く解雇は解雇権の濫用となって無効とするのが
一般的な考え方です。

 この4つの要件とは次の通りです。

1.整理解雇の必要性が本当にあること
2.整理解雇を避けるための努力を会社が尽くしていること
3.対象者の選定に合理性があること
4.労働者側との間で十分な協議が尽くされていること

(今日の一言)
整理解雇には一般的に4つの要件が必要となります。

私のサイトです。
よろしければご覧下さい!

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 整理解雇の4要件

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://mtadmin.rsw.co.jp/mt-tb.cgi/4129

コメントする

このブログ記事について

このページは、村田優一郎が2009年12月 4日 03:14に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「今年最後の満月!」です。

次のブログ記事は「びわの葉温灸」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 7.0.1