計画停電による痛み


昨日クライアントからご相談のお電話を頂きました。

クライアントはサービス業なのですが
今回の計画停電によって
ほとんど営業ができない状態で
経営的に非常にピンチの状態です。


確かに1回3時間、
多いときには2回6時間の停電で

実施されるかどうかが直前までわからない状況
(最近は若干改善されましたが)
では、営業は難しいと思います。


しかも、お客様としても心理的にも外出を控えるようになります。

今回の計画停電では
東京23区は鉄道や道路への影響の大きさや
国家機能維持の観点から、
一部の区を除き大半が計画停電の対象外となっているようですが


表現が悪いかもしれませんが
果たして、停電という痛みを
一部に押し付けることがいいのかどうか?

この夏冬の電力不足も懸念される中、
再考する必要があると感じます。


自民党政権による格差社会の弊害を指摘してきた民主党が
電力格差を発生させるというのでは違和感があります。

個人的には今回の被災による痛みは
全国民が自分のこととして受け止め、
日本の進むべき道を
もう一度見直す機会のような気がしてなりません。


痛みは体験しないと本当にはわかりません。

一方、
地域を広げることにより停電時間が短くなれば各人の負担も減少します。


今回の計画停電の問題は今後の日本の方向性にとって
重要な課題であると感じています。


(今日のひと言)
痛みは体験しないと本当にはわかりません!

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このページは、村田優一郎が2011年3月24日 04:01に書いたブログ記事です。

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