人の人生の評価は?
昨日ローマ法王ベネディクト16世は、
2005年4月に84歳で死去した前法王ヨハネ・パウロ2世を
「聖人」の前段階である「福者」に列したようです。
死後6年1か月での列福は、過去最も早い記録だそうです。
バチカン市国のサンピエトロ広場で行われた列福式には、
前法王の出身国ポーランドなど世界各地から100万人以上が詰めかけたようで、
列福式で現法王は、
前法王が共産圏の民主化運動を精神的に支えたことなどに触れ、
「希望の力を回復させた」とたたえたようです。
福者は、殉教者や奇跡によって信者の模範とされる人に死後授けられる敬称で、
今回は、
前法王の死後に祈りをささげていたフランス人修道女のパーキンソン病が治ったことが前法王による奇跡と認定されたそうです。
今後さらに新たな奇跡が認められると「聖人」に列されます。
今回前法王ヨハネ・パウロ2世のことをちょっと調べてみたところ
波乱万丈の人生を送られています。
自分を暗殺しようとして2発の銃弾を命中させた実行犯を許したときの言葉が
「憎しみからは何も生まれない」
私にはとても言えない言葉ですが、
最後まで愛に生きた方のようで
その人生を愛されていたからこそ
100万人以上の参列者だったのだと思います。
人の人生の評価は死後にわかるという言葉を実感します。
(今日のひと言)
人の人生の評価は死後に分かります。
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