最後のウォルター・ローリー(櫻井正一郎著)
イギリスそのとき
最後のウォルター・ローリー(櫻井正一郎著)
<みすず書房>定価3,800円+税
目次は次の通りです。
序章 ローリーの生涯
(女王と地方/スペイン嫌い/植民活動/秘密結婚その他)
第1章 最後の旅
(横領のプリマス/驚愕のシャーボン/仮病のソールズベリー/謀略のロンドン)
第2章 ロンドン塔
(ハラスメント/非公開裁判/処刑の前夜)
第3章 断首
(断首台のスピーチ/スピーチの特徴/スピーチの意味)
第4章 処刑のあと
(讃美と後悔/政府の『宣言』/スタックリーの『弁明』と『請願』)
第5章 スタックリー
(コイン偽造説/孤島で狂死説/真実)
サー・ウォルター・ローリー(1554‐1618)。
エリザベス女王の寵愛を受けた宮廷人。
スペイン本土を襲撃した軍人。
北米東海岸やアイルランドに植民した探検家。
八面六臂の活躍をしたこのルネサンス人は、
南米ギアナでの黄金探しが失敗した廉で公開処刑され、
その生涯を閉じました。
だが、ローリーが最期に断首台から放った一世一代のスピーチが、
反王権運動に影響を与え、
その後のイギリス史を大きく変えることになります。
スピーチから窺える
ローリーの自己演出の真意とは何か。
彼をロンドンへ連行した役人スタックリーは、
ほんとうに狂死したのか。
研究史を書きかえる、瞠目の歴史物語です。
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