隠蔽指令(江上剛著)
熱くなる経済小説
隠蔽指令(江上剛著)
<徳間書店>定価1,800円+税
「僕は君に信頼を置いているからね。うまくやってくれ」
頭取の言葉に、行員天野の体は熱くなった。
かつてのトップが愛人絡みで行った7億円もの不正融資が、
いまメガバンクを脅かしつつあった。
一時は系列ノンバンクに飛ばしてしのいだ問題が、
貸金業法改正の動きとともに再浮上してきたのだ。
事態打開のため奔走する天野。
闇社会の介入、そして起こる惨劇。
家庭さえ崩壊させながら悪戦苦闘した果ての報いとは?
仕え続けてきた者たちに対し、
天野は自己回復の闘いに打って出た。
最後の顛末は主人公の人間としての意地を感じます。
かなり引き込まれる小説です!
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