実存と現象学の哲学(山口一郎著)
問題の本質を解き明かす
実存と現象学の哲学(山口一郎著)
<日本放送出版協会>定価2,200円+税
目次は次の通りです。
1)出会いについて問う
2)「ただ感じること」と「自分の感覚」、そして知覚
3)「過ぎ去り残りつつあるもの」と「気づかれない予感」
4)「出会いのとき」から生まれる心の時間と時計の時間
5)身体をめぐる脳科学と現象学、因果と志向性
6)心と身体の相互関係
7)現象学の方法と自然科学の方法
8)無意識の現象学への導入
9)感情・本能・衝動
10)私の感覚とあなたの感覚の区別の源泉としての間身体性
11)客観的時間と空間の成り立ち
12)幼児期の「生得的汝」との関係と成人の「我汝関係」
13)出会いと倫理
14)異文化に育った人々の出会いの可能性
15)問いの筋道を振り返って
人と人との応対の仕方に重点を置き、
他の人といかに喜びや悲しみを共にしながら生きていくのか、
その現実と理想を考察し、
「他者の痛みに触れることができるのか」などの
問題の本質を解き明かす書です。
正直、かなり硬い内容です!
とはいえ、部分部分でとっても興味ある記載がありました。
全部を読むのではなく、
興味ある部分のみの拾い読みでも
十分得るところはある本だと思います。
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