ニッポンこの20年
長期停滞から何を学ぶか
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目次は次の通りです。
第1部 政策迷走
(放置された金融マグマー抜本処理に10年/タブーになった公的資金ー住専処理で不信感募る ほか)
第2部 民力低下
(IT革命に乗れずー技術を過信、構想力欠く/「半導体王国」の慢心ー内向き競争、世界は先へ ほか)
第3部 薄れた存在感
(消えるグローバル人材ー語らぬトップ、内向く若者/乗り遅れた経済統合ーTPPの萌芽見過ごす ほか)
第4部 政治漂流
(政治主導カラ回りー器が先行、政策進まず/試行錯誤の二大政党制、「政局至上」で統治力低下 ほか)
第5部 揺らぐ土台
(地方の疲弊止まらずー国に依存、分権改革空回り、科学立国のつまずきー既得権益残り政策生かせず ほか)
長引く不況と財政難、
国際的存在感の低下、
政治の迷走ーバブル崩壊以後、
これまで築きあげた日本の栄光がどんどん薄らいでいます。
その原因を専門記者がさまざまな角度から検証し、
東日本大震災からの復興に向けて動き出した
“次のステップ”の方向性を探る書です。
今後の方向性を探る上で参考となる本です。
<印象に残った一文>
「問題を先送りしても戦後に蓄えてきた『遺産』でどうにか豊かさを維持してきた日本。『失われた20年』には耐えられても、『失われた30年』にはおそらく耐えられないだろう。豊かな国とはもはやいえない存在に落ちていくことになる。そうならないよう、『この20年』が与えてくれた教訓をくみ取って、意思の力で自分を変えていかなければならない。それが、政治家だけでなく、今の世代の大人たちすべてに課せられた使命のように思える。」
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