137億年の物語 [ クリストファー・ロイド ]

137億年の歴史を42のテーマで語る

目次は次のとおりです。

第1部 母なる自然ー137億年前~700万年前
(ビッグバンと宇宙の誕生/生命はどこからきたか/地球と生命体のチームワーク/化石という手がかり/海は生命の源/生命の協力体制/進化の実験場/恐竜戦争/花と鳥とミツバチ/哺乳類の繁栄)

第2部 ホモ・サピエンスー700万年前~紀元前5000年
(冷凍庫になった地球/二足歩行と脳/心の誕生/人類の大躍進/狩猟採集民の暮らし/大型哺乳類の大量絶滅/農耕牧畜の開始)

第3部 文明の夜明けー紀元前5000年~西暦570年ごろ
(文字の発明 シュメール文明/王は神の化身 エジプト文明/母なる大地の神/金属、馬、車輪/中国文明の誕生/仏教を生んだインドの文明/オリエントの戦争/ギリシア都市国家の繁栄/覇者が広めたヘレニズム文化/ローマ帝国の繁栄と衰退/先住民の精霊信仰/コロンブス以前の南北アメリカ大陸)

第4部 グローバル化ー西暦570年ごろ~現在
(イスラームの成立と拡大/紙、印刷術、火薬/中世ヨーロッパの苦悩/富を求めて/大航海時代と中南米の征服者たち/新大陸の農作物がヨーロッパを変えた/生態系の激変/ヨーロッパ人は敵か味方か/自由がもたらした争い/人類を変えたテクノロジー/白人による植民地獲得競争/資本主義への反動/世界はどこへ向かうのか?)

137億年の歴史を42のテーマで語る書です。
歴史を点ではなく、つながりで考える。
西洋が中心ではない。
アジア、
南アメリカ、
少数民族、
イスラム、
等々多元的な視点で理解する本です。

地球的な規模で人類の文明も相対化します。

豊富なイラストと写真で旅するように歴史を感じる本です。
科学と歴史、その接点を考える本です。
かなり厚い本ですが、内容も厚い本です。


<印象に残った一文>
「歴史は今大変なことになっている。専門家たちが好き勝手に細切れにし、また、各国政府が自国にとって都合のいい所だけを切り取ってきたからだ。」

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

体のことについていろんなアドバイスをしてくれるブログです。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 137億年の物語 [ クリストファー・ロイド ]

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://mtadmin.rsw.co.jp/mt-tb.cgi/7416

コメントする

このブログ記事について

このページは、村田優一郎が2013年1月26日 17:53に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「メディアと原発の不都合な真実 [ 上杉隆 ]」です。

次のブログ記事は「池上彰のやさしい経済学(1) [ 池上彰 ]」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 7.0.1