引き際の美学 [ 川北義則 ]
人生における「終わり方」の指南書
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目次は次のとおりです。
第1章 引き際は潔くあれ
(人の真価は出処進退で決まる/「時」と「場合」は自ら選べ ほか)
第2章 仕事は「終わり」を意識せよ
(できる人は去り際を心得ている/最後の礼節を試された若手記者 ほか)
第3章 「ここ一番」の勝負を見極める
(名将の条件とは、「退き上手」にあり/「負けるが勝ち」ということもある ほか)
第4章 男と女の別れ際
(男なら未練があっても忘れろ/大人の男と女に別れの言葉はなくていい ほか)
第5章 今際の際、人生の幕引き
(人生の幕の閉じ方を考えておく/孤独死は本当に「かわいそう」か ほか)
一国のトップだというのに無責任に辞める首相や、
「老害」といわれても権力の座にしがみつく経営者たち。
いまの日本は、引き際の潔さ、
去り際の美しさを失ってはいないだろうか?
「できる人は、引き際の見極めもうまい」と説く
著者の仕事、
勝負、
恋愛、
人生における「終わり方」の指南書です。
引き際というものを考えさせられる本です。
<印象に残った一文>
「日本人の凄いところは、五十音を覚える「イロハニホヘト・・・・」の「いろは唄」が、そっくり死生観になっているところ。」
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