プーチンの思考 [ 佐藤親賢 ]
「強いロシア」への選択
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目次は次のとおりです。
第1章 大統領復帰の誤算ープーチン苦戦の背景
(「勝利宣言」涙の真相/市民の意識の変化/予想を超えた有権者の怒り)
第2章 「WHO IS PUTIN?」再考
(プーチンの原点をさぐる/ロシア崩壊を救った危機管理能力/「富国強兵」の大統領時代)
第3章 「垂直権力機構」の限界
(徹底した中央集権化/「帝国」の陰)
第4章 タンデムの成果と欠陥
(「双頭体制」の狙い/広がったタンデムの溝/メドベージェフ再選の断念)
第5章 プーチン復帰後の外交と国防
(ソ連はよみがえるか/「新冷戦」の再来も?/アジア外交)
第6章 「プーン後」への動き
(ロシアはどこへ向かおうとしているのか/ポスト・プーチンへの助走)
「冷酷非情な独裁者」、
あるいは「現代の皇帝(ツァーリ)」
といったイメージが先行するプーチン大統領。
一方で強いカリスマ性を持ち、
状況に対応する天才という評価も併せ持ちます。
長期にわたる政権下で豊かになった中間層から、
以前には考えられなかった強い逆風が吹く中、
なぜプーチンは再び最高権力者となる道を選んだのか。
ロシアが「普通の国」に移行しようとする困難なこの時期に、
彼が目指しているものは何なのか。
間近で取材を続けてきたジャーナリストが、
知られざるその「思考」に肉薄する本です。
プーチン大統領の素顔に迫る本です。
<印象に残った一文>
「プーチンは大統領になる野心はなかったが、首相に任命された時、既に、「どうせ数ヶ月でお払い箱だ。ならばロシアのために思うことを存分やってやろう」という覚悟ができていた。」
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