あらすじで読む日本の名著 [ 小川義男 ]

味のあるあらすじ

目次は次のとおりです。

五重塔(幸田露伴)
たけくらべ(樋口一葉)
金色夜叉(尾崎紅葉)

武蔵野(国木田独歩)
吾輩は猫である(夏目漱石)
野菊の墓(伊藤左千夫)

銀の匙(中勘助)
高瀬舟(森鴎外)
地獄変(芥川龍之介)

友情(武者小路実篤)
暗夜行路(志賀直哉)
放浪記(林芙美子)

蟹工船(小林多喜二)
夜明け前(島崎藤村)
銀河鉄道の夜(宮沢賢治)

風立ちぬ(堀辰雄)
雪国(川端康成)
〓(ぼく)東綺譚(永井荷風)

夫婦善哉(織田作之助)
細雪(谷崎潤一郎)
斜陽(太宰治)

二十四の瞳(壷井栄)
潮騒(三島由紀夫)

小説知恵子抄(佐藤春夫)
黒い雨(井伏鱒二)

中高校生たちを読書に親しませるにはどうしたらよいか。
特に名著といわれるものには大作も多く、
とっつきにくい。そこで考えたのが、
名著の向こう岸へ、
ちょっとした橋を架けることだったのdす。
その橋が「あらすじ」です。
作品に登場する名文や名場面を随所に織り込みながら
紡ぎ出した「味のあるあらすじ」からは、
原作のもつ面白さや風趣、
作品の心までが伝わってきます。

ベストセラーとなった同名シリーズの中から
選りすぐった日本近代文学の古典二十五編を収録してあり、
各編には新たに、
作品の舞台、
原作の書き出しと結び、
登場人物、
映画・演劇情報、
文庫本一覧を掲載してあります。

手軽に名作に触れることのできる良書です。



<印象に残った一文>
「文学は普遍的にすべての事象の根源をなすものである。」

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

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このページは、村田優一郎が2013年3月25日 17:27に書いたブログ記事です。

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