岡倉天心『茶の本』を読む [ 若松英輔 ]

新たな天心像

目次は次のとおりです。

第1章 岡倉天心とは誰か
(不二一元の世界ーヴィヴェーカーナンダとの邂逅/天心の境涯と生涯/天心の言葉とコトバ)

第2章 『茶の本』を読む
(茶道ー美の宗教/茶ー平和の使者/受肉する茶道/花と永遠/美の使徒・美の使命)

第3章 岡倉天心と東洋の霊性
(霊性の宇宙ー岡倉天心と山崎弁栄/さまざまなる「東洋」-岡倉天心と井筒俊彦/永遠の詩学ー岡倉天心と九鬼周造)

日本独自の文化である茶道を通して、東洋の美の根本理念を語る書です。
さらに、東洋の美が、普遍的な霊性に貫かれていることを明らかにしたのです。
『茶の本』を、タゴール、ヴィヴェーカーナンダ、
内村鑑三、井筒俊彦、山崎弁栄、九鬼周造ら
人間の叡知を追究した東西の思想家との接点を探りながら読むことで、
新たな天心像を提示する書です。
なんだか心落ち着く本です。

<印象に残った一文>
「言葉は生きている。」



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このページは、村田優一郎が2014年3月10日 04:50に書いたブログ記事です。

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