ニッポンの規制と雇用 [ 中野雅至 ]
働き方を選べない国
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目次は次のとおりです。
序章 「内部労働市場システム」こそ日本の構造
第1章 内部労働市場システム
第2章 日本人の規制に対する奇妙な感覚
第3章 日本の規制はなぜ緩いのか?
第4章 内部労働市場システムは、どのように変化したのか?
第5章 経済的規制と自助努力
第6章 変わらない社会的規制
第7章 景気対策としての規制緩和
第8章 私達は武器で自分を守れるのか?
ブラック企業はなぜ規制されないのか?
規制緩和はなぜ支持されるのか?
国の規制を扱う現場にいた元厚生労働省の官僚が、
規制の実態とそれが果たしていた役割を基に、
日本人の労働と雇用のあり方を考える書です。
果たして「既得権」というだけで、
規制を撤廃していってもいいのか?
問題提起書です。
<印象に残った一文>
「グローバル化が進む現代において、個人、労働者の代表、企業、政治といった関係もまた国家の枠を越えて行くことになります。」
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