14歳からのリスク学 [ 山本弘 ]
「間違ったこわがり方」をしないために
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目次は次のとおりです。
第1章 1966年の大虐殺ー迷信・宗教を信じるリスク
第2章 こんにゃく入りカップゼリーの不名誉ー新しいものを警戒する心理
第3章 韓国産ラーメンを食べるとがんになる?-こわい名前の化学物質、その正体は
第4章 中国産食品、買ってはいけない?-危険を大げさに煽る人々
第5章 暴走“ロリ男”は増えてないーアニメやゲームに対する偏見
第6章 1000年に一度の大災害ー「めったに起きない」という錯覚
第7章 福島の野菜をじゃんじゃん食べよう!-小さすぎるリスクを恐れる必要はない
第8章 原発はこわい?こわくない?-リスクの計算が困難であること
原発事故、放射線、有害輸入食品、食品添加物、カルト宗教、自然災害。
危険に満ちた実社会に船出する前に、
子供たちに教えておきたい、
大人も知っておきたいリスクとの上手なつきあい方。
そのリスクがどれぐらいの大きさなのかを見積もる。
目の前にあるリスクにだけ目を奪われない。
あるリスクを減らすことによって生じる代償を考える。「間違ったこわがり方」をしないために、
この3点について考察した書です。
子どもに読ませておきたい本です。
<印象に残った一文>
「リスクを減らすというのは、目の前のあるリスクだけを減らすことではないのです。」
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