「衝動」に支配される世界 [ ポール・ロバーツ ]
我慢しない消費者が社会を食いつくす
【楽天ブックスならいつでも送料無料】「衝動」に支配される世界 [ ポール・ロバーツ ] |
目次は次のとおりです。
第1部 この社会の主役は誰なのか
(束の間の繁栄と戦後時代/すべては株価のために/脳は目先の利益を重視する/すべてが金融化される社会)
第2部 壊れかけた社会の断面
(「いいね!」を渇望する人々/追いやられ、捨てられた労働者/もっと新しい、もっと高額な医療を/ブランド化、マーケティング化する政治)
第3部 再びつながり合う社会へ
(私たちはどこへ向かうのか)
欲しい物が、当たり前にすぐ手に入る、
そんな「豊かさ」の代償とは?
私たちの「底なしの欲望」を取り込んで繁栄してきた社会経済システム。
しかし、自己の欲求を満たすことを何よりも優先する社会には、
もはや破滅への道しか残されていない。
圧巻の取材力で、「知られざる現実」を解き明かす問題作です。
面白い切り口の本です。
<印象に残った一文>
「「自分化」するということは事実上、「ありのままの世界」を拒否するということで、世界を自分の好みの方向に曲げるということだ。」
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 「衝動」に支配される世界 [ ポール・ロバーツ ]
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://mtadmin.rsw.co.jp/mt-tb.cgi/10628
コメントする