日本ー呪縛の構図 上 [ R・ターガート・マーフィー ]

日本論の集大成

t 目次は次のとおりです。

第1部 呪縛の根源を探る
(江戸時代以前の日本/日本近代国家の育成/明治維新から占領期まで/奇跡の時代/高度経済成長を支えた諸制度/成長の成果と弊害)/付録(明治の指導者たち/戦後日本の有力な政治家・官僚たち)

在日40年、この国を愛してやまないアメリカ人大学教授が描く「Japan」の肖像とは?
日本とは一体どんな国なのか?
この国のどこが多くの外国人を惹きつけ、
また、いかなる歴史的経緯が今日の姿をつくり上げたのか?
そして、各国が日本から学べる貴重な教訓とは?
世界の読者に向けて語られるこの国の全貌。
上巻では、古代、平安、鎌倉、室町、戦国、江戸、明治から第二次世界大戦を経て、高度成長期に至る歴史を詳述します。
現在に息づく平安貴族の美意識、能や茶道など独自のハイカルチャーを生んだ中世、近代の出発点であり、世界を魅了するサブカルチャーの源流でもある江戸時代、7維新以降の急速な大国化、そして戦後の「奇跡の時代」までを鮮やかに解き明かしてゆきます。
ハーバード・ビジネススクールでMBAを取得した元投資銀行家であり、
『平家物語』から喜多川歌麿まで日本文化をこよなく愛するマーフィー教授が、
持てる知識を惜しみなく注ぎ込んだ日本論の集大成です。
いろいろな気づきを与えてくれる本です。

<印象に残った一文>
「日本という国全体が完全な創作にすぎない。そのような国は実在しない。そのような国民も実在しない。」

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このページは、村田優一郎が2016年3月27日 04:49に書いたブログ記事です。

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