Fランク化する大学 [ 音 真司 ]
学生、教員、経営者、すべてが劣化!
教員は見た! 学生、講師、大学経営者、全てが劣化(=Fランク化)する大学の裏側!
「ヨーロッパ」を国の名前だと勘違いする学生、
授業中に友人とハイタッチしまくる女子学生、
うるさすぎる教室…。
学生の質の低下が叫ばれて久しい。
しかし、劣化しているのは学生だけではない。
「プロジェクトX」のDVDを流すだけの授業をする講師、
学生同士の名ばかりディスカッションでサボる教員。
大学経営者は、低賃金で非常勤講師を雇い、
浮いたカネで有名人を教授にしたり、有名アスリートを運動部監督に迎えたりする。
2016年3月まで3つの大学で教鞭を執っていた著者が、
大学が抱える問題を浮きぼりに。
さらに、よい大学の見分け方も掲載です。
大学のパンフレットやウェブサイトの見方まで紹介してくれて、大学選びに役だちます。
大学の現状がよく見えてきます
※「Fランク」…元々、大手予備校がつくった言葉で「ほぼ無試験で入学できるランク」を意味する(現在、この予備校では使われていない)。本書では、「Fランク化」を「劣化」の意味で使っています
<印象に残った一文>
「入った大学で巻き返す。いかに勉強して自分を鍛えたかが勝負だ。」
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