「月給100円サラリーマン」の時代 [ 岩瀬 彰 ]

戦前日本の「普通の人」の生活感覚

目次は次のとおりです。

第1章 お金の話ー基準は「月給百円」
第2章 戦前日本の「衣・食・住」
第3章 就職するまで

第4章 サラリーと昇進の「大格差」
第5章 ホワイトカラー以外の都市生活/
終章 暗黙の戦争支持.

戦前社会が「ただまっ暗だったというのは間違いでなければうそである」(山本夏彦)。
戦争が間近に迫っていても、庶民はその日その日をやりくりして生活する。
サラリーマンの月給、家賃の相場、学歴と出世の関係、
さらには女性の服装と社会的ステータスの関係まで。
豊富な資料と具体的なイメージを通して、
戦前日本の「普通の人」の生活感覚を明らかにする書です。
時代の流れを実感します。

<印象に残った一文>
「やはり戦争はいきなりやってくる。黙っているとやってくる。」

私のサイトです。
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このページは、村田優一郎が2017年5月26日 09:02に書いたブログ記事です。

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