不道徳な見えざる手 [ ジョージ・A・アカロフ ]
ノーベル賞受賞者による衝撃作!
目次は次のとおりです。
まえがき 経済はごまかしに満ちている
みんな操作されてしまう:釣りの経済学
第1部 釣り均衡を考える
(人生至るところ誘惑だらけ/評判マイニングと金融危機)
第2部 あちこちにある釣り
(広告業者、人の弱点を突く方法を発見/自動車、住宅、クレジットカードをめぐるぼったくり/政治でも見られる釣り/食品、医薬品での釣り/イノベーション:よいもの、悪いもの、醜いもの/たばこと酒と釣り均衡/倒産して賭けを得る/マイケル・ミルケンがジャンクボンドを餌に釣り/釣りと戦う英雄たち)
第3部 自由市場の裏面
(自由市場のすばらしい物語を見直そう)/あとがき 釣り均衡の重要性
結婚式、お葬式、新車購入、住宅購入、金融商品、医薬品、選挙、広告、ポテトチップス、たばこ、お酒…
知らずにみんな釣られている。
賢いはずのあの人が、なぜカモられてしまうのか?
経済とは、釣り師とカモの永遠の闘いである。
面白い切り口の本です。
<印象に残った一文>
「人は物語を通じて考える傾向があり、人々の思考基盤が人々を操る上で大きな役割を果たす。」
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