スノーデン 日本への警告 (集英社新書) [ エドワード・スノーデン ]
超監視社会の脅威
目次は次のとおりです。
第1章 スノーデン 日本への警告
(愛国者としての私/NSAの活動への疑念/メルケル首相の携帯電話をも盗聴していた監視の実態/無差別・網羅的な新しい監視 ほか)
第2章 信教の自由・プライバシーと監視社会ーテロ対策を改めて考える
(スノーデン・リークが明らかにしたアメリカ政府による監視の全体像/ムスリムに対する監視/新しい科学技術の利用/日本におけるムスリムに対する監視の概要 ほか)
世界を震撼させた元情報局員がわかりやすく解説する超監視社会の脅威。
日本人に向け、今起きている深刻な事態や権力を監視するための方途をスノーデンが明快に解説してくれます。
後半はスノーデンの顧問弁護士やムスリム違法捜査を追及する弁護士、公安事件に詳しいジャーナリストら、日米の精鋭が、議論を多角的に深めます。
一犯報道では知ることのできない内容が満載です。
<印象に残った一文>
「今アメリカで、テロリストに殺される確率は400万分に一つです。テロリストに殺されるより、浴槽で溺れ死ぬ確率のほうが強いのです。」
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: スノーデン 日本への警告 (集英社新書) [ エドワード・スノーデン ]
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://mtadmin.rsw.co.jp/mt-tb.cgi/12874
コメントする