すべての新聞は「偏って」いる ホンネと数字のメディア論【電子書籍】[ 荻上チキ ]
分断する社会で溢れる情報とつきあう具体的スキルを提示する一冊
評論家・ラジオパーソナリティとして活躍する著者による、分断の時代のメディア論です。
安保法制や軽減税率など過去の新聞記事を引用しながら、
あるいは独自データを用いながら、各メディアの「クセ」が示されます。
それを見て、「やれやれ」「やっぱり」と溜飲を下げるかもしれないですが、本書の目的は、むしろ、そうした“ふるまい”へのリハビリにあります。
「バイアスのないメディアなど存在しない」という前提に立ち、
その「クセ」を詳らかにすることで、
分断する社会で溢れる情報とつきあう具体的スキルを提示する一冊です。
色々な気づきを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「メディアはすべて偏るものなのだ。」
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