失敗の研究 巨大組織が崩れるとき (日経ビジネス人文庫) [ 金田 信一郎 ]

巨大組織が崩れるとき 

目次は次のとおりです。

序章 「大企業時代」の終焉
(9・11と3・11/無責任の連鎖 ほか)

第1部 軋む巨大9つの失敗を解く
(理研ー「科学技術」という名のゼネコン/マクドナルドー3万店のハンバーガー工場 ほか)

第2部 失敗の系譜 巨体を蝕む6つの病
(膨張期/巨体維持期)/終章 大企業の未来(小さな革命/大企業の意義 ほか)

「研究不正」を生んだ理研、
不敗のビジネスモデルが暗転したマクドナルド、
オンリーワンを生かし切れなかったベネッセー。
なぜ、21世紀に入って巨大組織は行き詰まるのか。
巨大組織が陥る「6つの病」(肥満化、迷宮化、官僚化、ムラ化、独善化、恐竜化)。
長年、経済事件を追い続けてきた記者が多くの失敗事例から組織崩壊のメカニズムを解明する書です。
色々な気づきを与えてくれます。

<印象に残った一文>
「名ばかりの改革は、企業の本来の目的を曇らせ、社員や部署の間に猜疑心が蔓延して組織の上下左右で分断が起きる。そして現場は淀み、利を貪り、消費者・取引先の信頼を失っていく。」

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このブログ記事について

このページは、村田優一郎が2018年3月28日 18:29に書いたブログ記事です。

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