今こそ「奨学金」の本当の話をしよう。 貧困の連鎖を断ち切る「教育とお金」の話 (ポプラ新書) [ 本山 勝寛 ]
貧困の連鎖を断ち切る「教育とお金」の話
目次は次の通りです。
第1章 検証「奨学金地獄」
-なぜ奨学金は社会問題になったのか
(「奨学金タタキ」が急浮上/奨学金ってなに? ほか)
第2章 貧乏でも東大に行けるのか?
-日本の「教育とお金」
(「東大生の親は金持ち」?/東大生の8人に1人は低所得家庭出身 ほか)
第3章 海外の教育事情と奨学金制度
(「貧乏人」ほどハーバードを目指せ!?/必要に応じた授業料ーニードベース奨学金 ほか)
第4章 教育格差をなくすための9つの提言
(教育格差をなくすために政府ができること/教育格差をなくすために大学・企業ができること ほか)
奨学金を借りる大学生の割合は5割を超え、延滞者も約20万人と増え続けている。
一方、メディアでは「奨学金タタキ」の言説が目立つ。
いよいよ給付型奨学金もはじまるが、その欠点は各所で指摘されている通りだ。
しかし、叩くだけでは何も解決しない。
奨学金のみで東大に合格、ハーバードに通った教育専門家が問題の本質を分析し、現実的な改善策を提言する1冊でもあります。
目からウロコの情報が満載です。
<印象に残った一文>
「海外留学に対しては、給付型奨学金の機会も増えてきた。」
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