朝ドラには働く女子の本音が詰まってる (ちくま新書) [ 矢部 万紀子 ]
働く女子を身近にもつ男子の必読書
目次は次の通りです。
序章 働く女子に、励まされたり、裏切られたりー「ちりとてちん」(二〇〇七年下期)
第1章 ハンサム夫を愛でる
第2章 色気にやられる
第3章 せっかくなのに、な、なぜ?
第4章 真っ当な女子への讃歌
第5章 朝ドラが、問いかけるもの
巻末資料 本誌で扱った朝の連続テレビ小説
1961年放送が始まり、66年に「おはなはん」でブレイクした連続テレビ小説、
通称「朝ドラ」のテーマは、なんだかんだいっても女の一代記、女の生き方。
社会状況が劇的に変化しても、50周年を機に放送開始時間が8時15分から8時に変わっても、それは変わらない。
そして今も、女子は朝ドラに励まされたり慰められたりしている。
それはなぜか。
ヒロインの人生の戦いは、すべての働く女子の戦いに重ねられるからだ。
朝ドラ論であるとともに働く女子論でもあり、働く女子を身近にもつ男子の必読書でもあります。
いろいろな気づきを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「成功を追うことより、堂々と自分でいれることに泣ける。それが朝ドラトークに乗れるかどうかの分かれ道だと思う。」
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