いま地域医療で何が起きているのか 「地域医療構想」のねらい [ 横山壽一 ]
「地域医療構想」のねらい
目次は次の通りです。
第1章 政府の医療・介護の際限のない改悪、新段階へ
(医療・介護の改悪は社会保障総改悪への突破口/医療・介護一体改革と地域医療再編の仕掛け ほか)
第2章 「川上の改革」の中軸に置かれる公立病院
ー「公立病院改革ガイドライン」により多くの病院が地域から消えた
(どうしてこんなに減ってきているのか/「公立病院改革ガイドライン」とは ほか)
第3章 地域医療構想の内容と本質
ー何が起ころうとしているのか
(地域医療構想策定とその問題点/地域医療構想の背景をみる ほか)
第4章 公立病院と地域づくり
ー新たな政策動向を知る、つくる
(はじめにー地域づくりのスイッチを入れる/新たな公的医療抑制策の展開 ほか)
第5章 公立病院と地域医療を守る人びと
(病院からベッドをなくさないでー岐阜県・長野県との県境のまちで(坂下病院)/公立病院再編で医療過疎に拍車ー兵庫県但馬でさらに病床削減(日高病院) ほか)
病気になったとき、まず足を運ぶのが近所の病院。
ところがいま、各地の公立病院でベッド数の削減や病院自体の廃止が進んでいる。
なぜそんなことが起きるのか?
背景を明らかにするとともに、地域医療を守るための取り組みを紹介してくれます。
目からウロコの情報が満載です。
<印象残った一文>
「今「地域医療構想」の名で、全国いたるところで、ベッドの削減、医療機関の再編、統廃合などの動きが広がっています。」
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