「イノベーターのジレンマ」の経済学的解明 [ 伊神 満 ]
「イノベーターのジレンマ」をクリアに解明
「イノベーターのジレンマ」の経済学的解明 [ 伊神 満 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 創造的破壊と「イノベーターのジレンマ」
第2章 共喰い
第3章 抜け駆け
第4章 能力格差
第5章 実証分析の3作法
第6章 「ジレンマ」の解明(1)ステップ1需要
第7章 「ジレンマ」の解明(2)ステップ2供給
第8章 動学的感性を養おう
第9章 「ジレンマ」の解明(3)ステップ3・4投資と反実仮想シミュレーション
第10章 ジレンマの「解決」(上)
第11章 ジレンマの「解決」(下)
「なぜ優良企業は新世代の技術競争に敗れ去るのか?」
大御所経営学者のクリステンセン教授が『イノベーターのジレンマ』で答えたストーリーには未解決の問題があった。
長年解明されてこなかったイノベーションの謎に、若き経済学者が最先端のデータ分析で挑む書です。
内外の企業が直面するこれらの切実な「問い」に、気鋭の経済学者・伊神満イェール大学准教授は、サバイバルの条件は創造的「自己」破壊にあり、と答える。
「共喰い」「抜け駆け」「能力格差」をキーワードに、ゲーム理論、データ分析などを駆使して、 「イノベーターのジレンマ」をクリアに解明します。
いろいろな気付きを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「既存企業は、たとえ有能でも戦略的に合理的であったとしても新旧技術や事業間の「共食い」がある限り、新参企業ほどには、イノベーションに本気になれない。」
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