投資・金融・会社経営: 2009年2月アーカイブ

会社の財布の覗き方

決算書はここだけ読もう 2009年版(矢島雅巳著)
<弘文堂>定価1,000円+税

目次は次の通りです。

1 なぜ「決算書」はあるのだろう?
2 貸借対照表から始めよう
3 損益計算書はここがツボ

4 キャッシュフロー計算書を読みこなそう
5 さあ!決算書を読んでみよう
6 経営分析の基礎を知ろう

7 あなたの会社の「収益性」はどうですか?
8 「生産性」はこう調べよう
9 「安全性」と「資金繰り状態」も決算書でわかる

10 成長する会社はこんな会社だ
11 「損益分岐点」はここにある

経理担当者は日々の仕事のために、
ビジネスパーソンは取引先を知るために、
経営者は会社の財務状況を把握するために、
投資家は有望企業を見逃さないために。

決算書の『基本』から
『財務・経営分析』までが1冊になった本です。

「内部統制報告制度」
「国際会計基準」など
重要な最新トピックスも掲載してあり安心です。

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

物語で学ぶ会計と経営

会計課長団達也が行く!(林総著)
<日経BP社>定価1,600円+税

目次は次の通りです。

プロローグ-シンガポール・チャンギ国際空港発JL710便

第1部 達也、ジェピーに入社する
丸の内ジェピー本社
工場長 三沢充

2人の女 萌と真理
購買部長への疑い
伊豆の山荘-宇佐見のつぶやき
経理部会議室のシャーロック・ホームズ
根津の寿司屋その1
循環取引-愛知パーツでの発見
悪事の発覚、しかし-
根津の寿司屋その2

第2部 伏魔殿 愛知工場
豊橋へ
工場の実態と数字の魔術師
製品をめぐる不可解な動き
公認会計士 西郷幸太
在庫のカラクリ
西郷の棚卸しフォローアップ
伊豆高原-宇佐見と早百合と三沢
根津の寿司屋その3
西郷、ジェピー丸の内本社へ
西郷 対 数字の魔術師
西郷、「玉川」と「王川」のカラクリを見抜く
根津の寿司屋その4
今川会計事務所
病室にて ふみの策略
スイートルームとシャトー・ラトゥール
愛知工場にて-三沢と達也
静岡県湖西市 石渡倉庫の秘密
達也、ふみの病室にて

第3部 対決! 株主総会
総会開始
社長室-益男の告白と意外な申し出
宇佐見との電話

あとがき


大ベストセラー『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』の著者が放つ
“小説で学べる”生きた会計学第1弾です。


いや~
おもしろかった!

というのが実感です。

ちょっと難しい会計内容の部分もありますが、
会計の本質を理解するにはいい本だと思います。

管理職になったら一度は読んでおいて頂きたい本です!

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あなたの会社を伸ばす100の条件

経営以前の社長の教科書(大石豊司著)
<現代書林>定価1,300円+税

目次は次の通りです。

第1章 社長の存在―良い経営者になるための条件20
(良い会社にするには、何が足りないんだろう/会社がうまくいかないのは、何が原因なんだろう ほか)

第2章 社員の役割―人材を上手に活かすための条件20
(重要な判断では、社員の意見も聞くべきだろうか/社員採用のポイントは、とにかく実力第一と考えているのだが ほか)

第3章 商売の基本―お客様を満足させるための条件20
(クレームは当然あることで、未然に防ぐことなど困難だと思うが/商品説明はきっちりしているのに、どうして売れないのか ほか)

第4章 数字の意味―会計を有効に使うための条件20
(税金を払うくらいなら、経費をどんどん使うべきだと思うが/単価の安いものを大量に仕入れて、がっちり儲けるべきでは ほか)

第5章 会社の未来―経営判断を的確に行うための条件20
(社長にとって、一番大事な仕事とは何だろう/常識的に考えても、ワンマン社長ではダメだろう ほか)

経営者よ、原点回帰せよ。

税理士という立場から、
中小企業の成功事例と失敗事例を数多く見続けてきた著者が、

悩める中小企業経営者の悩みに応える書です。


かなり役立つアドバイスが満載です!

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新たな優良企業十社

経営にカリスマはいらない(森一夫著)
<日本経済新聞社>定価850円+税

目次は次の通りです。

腑に落ちる非凡さが開く新日本型経営

シャープ
―1.5流企業から脱却 愚直に突き進む積極経営

東芝
―現場から発想するはぎれよい決断

商船三井
―世界の構造変化に賭けて業界の盟主に

ニコン
―潜在技術力を開花させた老舗の踏ん張り

資生堂
―長期に目標設定、でも目先の柔軟さを失わず

富士フイルム
―「写真消滅」の危機、果敢に業態転換

日清紡
―20年の停滞から目覚め、脱繊維化進む

マックス
―普通の人材が活躍できる仕掛けづくり

新日本石油
―本音で議論し企業文化を融合〔ほか〕

果敢な決断で攻めの経営を続ける
東芝、商船三井。

長年の低迷から成長企業へと脱皮したニコン、日清紡。

「写真消滅」の危機に直面しながらも業態転換に成功した富士フイルム。

カリスマに頼らない全員参加型の経営で、
屈託なくグローバル競争に打って出ようとしている

新たな優良企業十社を徹底リポートした書です。

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オーケストラを経営学の視点から解説

オーケストラの経営学(大木裕子著)
<東洋経済新聞社>定価1,600円+税

目次は次の通りです。

第1楽章 「のだめ効果」はあったのか
―業界の特徴と規模

第2楽章 「音大生」の投資対効果
―オーケストラの人々

第3楽章 なぜ赤字なのに存続するのか
―オーケストラの会計学

第4楽章 オーケストラの経営戦略
―外部マネジメント

第5楽章 指揮者のリーダーシップ
―小澤征爾かカラヤンか

第6楽章 世界的音楽家はいるのに日本に世界的オケがないわけ
―内部マネジメント

オーケストラを経営学の視点から解説してくれます。

指揮者のリーダーシップの秘訣とは何か。

一般の会社員と比べると経営に関する常識があるとは言い難い
楽団員のモチベーションを保ち続ける組織構造とはどのようなものか。

そして、なぜ人々に感動を与える「至高の芸術」を創り続けられるのか。

こういった問題に答えることで、
オーケストラに直接携わる人だけではなく、
企業で働くすべての人に有益な示唆を与えてくれる本です。


オーケストラの面からから経営を斬るというおもしろい発想ですが、
実際の経営でもかなり役立つ内容です。


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上手なお金の生かし方

富の王国ロスチャイルド(池内紀著)
<東洋経済新報社>定価1,800円+税

目次は次の通りです。

第1章 ロスチャイルドと現代
第2章 富の始まり
第3章 富の拡充

第4章 富の使い方
第5章 富の行方
第6章 「ロスチャイルド」という課題

ロスチャイルド一族の歴史から学ぶ
上手なお金の生かし方です。

ヨーロッパに始まり、
世界を制したロスチャイルド閥の手の内と素顔を
垣間見ることができる本です。

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トラブルと苦労の日々

M&Aアドバイザーの秘密(村藤功著)
<創成社>定価1,500円+税

目次は次の通りです。

第1章 M&Aアドバイザーになるまで
第2章 M&Aアドバイザーの日々
第3章 うまくいくM&Aのプロセス

第4章 M&A取引のストラクチャリング
第5章 企業価値評価の方法
第6章 M&Aのことば

M&Aを成功させる秘密とは?

失敗体験に裏打ちされた
アドバイスの数々のすべては、挫折から始まります!


実体験に基づくM&Aの世界を知ることのできる本です。


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サブプライム問題から金融資本主義の崩壊へ

世界金融危機はなぜ起こったか(小林正宏・大類雄司著)
<東洋経済新報社>定価1,600円+税

目次は次の通りです。

序章 リーマン・ブラザーズ破綻の衝撃
―世界金融恐慌突入の危機

第1章 サブプライム問題の起源
―ITバブル崩壊と余剰マネー

第2章 金融危機の表面化
―止まらない信用不安(2007年8月‐2008年3月)

第3章 実体経済へ波及するサブプライム問題
―景気失速、原油・食糧急騰へ(2008年3月‐2008年7月)

第4章 世界を震撼させた米住宅公社問題
―連鎖する金融危機(2008年7月以降)

第5章 問題の検証
―危機の本質はどこにあったのか

終章 世界経済3つの危機
―経済・金融システムはどこへ向かうのか

巨大な住宅バブルを生み出したのは誰か。
世界の金融システムはどこへ向かうのか。

“大恐慌以来”と言われる危機の本質を時系列的に分析・検証する書です。

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