科学・テクノロジー: 2007年11月アーカイブ

中高生と語る大脳生理学の最前線

進化しすぎた脳(池谷裕二著)
<BLUE BACKS>定価1,000円+税

目次は次の通りです。
第1章 人間は脳の力を使いこなせていない
(講義をはじめる前に/みんなの脳に対するイメージを知りたい ほか)

第2章 人間は脳の解釈から逃れられない
(「心」とは何だろう?/意識と無意識の境目にあるのは? ほか)

第3章 人間はあいまいな記憶しかもてない
(「あいまい」な記憶が役に立つ!?/なかなか覚えられない脳 ほか)

第4章 人間は進化のプロセスを進化させる
(神経細胞の結びつきを決めるプログラム/ウサギのように歩くネズミ ほか)

第5章 僕たちはなぜ脳科学を研究するのか
(なぜ脳科学を研究しようと思ったのか?/手作り感覚こそが科学の醍醐味 ほか)

『記憶力を強くする』で鮮烈デビューした著者が
大脳生理学の最先端の知識を駆使して、
記憶のメカニズムから、意識の問題まで
中高生を相手に縦横無尽に語り尽くします。

「私自身が高校生の頃にこんな講義を受けていたら、
きっと人生が変わっていたのではないか?」
と、著者自らが語る珠玉の名講義です。

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拝啓ホントに鳥ですか?

やっぱりペンギンは飛んでいる!!(いとう良一著)
<技術評論社>定価1,580円+税

目次は次の通りです。

1 ペンギンはなぜペンギン?
2 あのペンギンはどのペンギン?

3 ペンギンの体は摩詞不思議
4 飛んでいるペンギンたち

5 楽しく過酷なペンギンの一生
6 ペンギン進化の旅

ペンギンは可愛いだけではありません。
はっきり言って、ものすごいのです。

ペンギンの誕生は、実は大昔、
白亜紀の時代に、恐竜と共に生きていたのです。

冬の南極に耐えるやつがいれば、
一年中赤道で暮らすやつもいます。

普通のサラリーマンぐらいなら、
軽く叩きのめす腕力もあります。

真実のペンギンの姿を楽しんでください。

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原子の中の宇宙

ダライ・ラマ科学への旅(ダライ・ラマ著)
<サンガ>定価2,800円+税

目次は次の通りです。

第1章 これまで考えてきたこと
第2章 科学との出会い

第3章 相対性理論、量子物理学、仏教の「空」
第4章 ビッグバンと仏教の宇宙

第5章 進化論、業、心の世界
第6章 意識とは何か

第7章 意識の科学へ向けて
第8章 意識の世界を探る

第9章 新しい遺伝学と倫理
終章 科学、精神性、そして人類について

量子物理学や宇宙論から生命科学まで、
仏教の生命観や倫理観を通じて
現代科学の世界観を検証し、
ブッダの智慧で地球の未来を探ります。

望遠鏡やフィルム映写機に夢中になった少年時代から、
現代を代表する科学者たちとのスリリングな対話まで、
思いやりある生き方と人類の未来を見すえ、
ダライ・ラマ14世が語る科学の世界への思索の旅です。

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操作マニュアル

はじめてのインターネット&電子メール超入門編(大澤文孝著)
<秀和システム>定価1,180円+税

目次は次の通りです。

1 インターネットの基本
(インターネットとプロバイダ/インターネットでできること ほか)

2 ブラウザを使ってみよう
(ホームページを見るには/ウィンドウの大きさを変更するには ほか)

3 電子メールの基本
(電子メールの基本/Windowsメールを使えるようにするには ほか)

4 インターネットでファイルを送受信するには
(コンピュータとは/個人用フォルダとは ほか)

5 インターネットとセキュリティ
(セキュリティの基本/セキュリティセンターの操作 ほか)

付録

インターネットを使いながら、パソコン操作も併せて覚えることを目指す操作マニュアルです。
基本操作のほか、発展的な使い方、便利な使い方を大きめの図で示しながら説明し、
インターネットを使う上での注意点なども収録しています。

初心者にはとてもわかりやすい本です。

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新しい生命観へ向けて

脱DNA宣言(武村政春著)
<新潮新書>定価680円+税

目次は次の通りです。

第1章 総理大臣のDNA
第2章 それは膿から始まった

第3章 DNAの「社会的地位」
第4章 恐るべき実力者RNA

第5章 すべての生物の祖先とは?
第6章 DNAは単なるバックアップコピー

第7章 DNA神話の崩壊
第8章 脱DNA宣言

いまやDNAの天下です。

個人の外見や体質はもちろん、
性格や運命までもがDNAに支配されている
かのような言説が幅を利かせています。

しかし、実は最新の科学では、
DNAの絶対的地位は揺らぎつつあるあるのです。

気鋭の生物学者がわかりやすくユーモラスに
遺伝子の基礎知識からRNA研究の最前線までを解説してくれます。

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液体にはどんな性質があるのか?

トコトンやさしい流体力学の本(久保田浪之介著)
<日刊工業新聞社>定価1,400円+税

目次は次の通りです。

第1章 流れの力学
第2章 流体を支配する法則
第3章 ベルヌーイの定理を応用する

第4章 理想流体と粘性流体
第5章 圧力損失と抗力

第6章 境界層の生成
第7章 超音速流れと衝撃波

流体にはどんな性質があるか、
流体を支配する法則にはどんなものがあるか、
流体の及ぼす力学的現象がよくわかる本です。

飛行機が飛ぶ仕組みなどよくわかります。


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「カラス百科」の決定版

カラスはホントに悪者か(大田眞也著)
<弦書房>定価1,900円+税

霊鳥か悪党か?
なぜカラスは悪者扱いされるようになったのか。

色が黒く声が大きく賢いというだけで嫌われてしまうその実態に迫り、
人間の自然観と生活習慣に反省を促す「カラス百科」の決定版です。


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地震の前に現れる変わった形の写真集

地震と雲(白木妙子著)
<ソラと星出版>定価1,200円+税

目次は次の通りです。

・地震の前にあらわれた雲や虹や変わった現象
・大きな地震の前にあらわれた雲
(釧路・十勝沖地震―2003年9月26日M8・0震度6弱/紀伊半島・東海道沖地震―2004年9月5日M7・1震度5弱/新潟県中越地震―2004年10月23日M6・8震度7/福岡県西方沖地震―2005年3月20日M7・0震度6弱/宮城県沖地震―2005年8月16日M7.2震度6弱)/地震の前にあらわれた雲

・付録 8年間に渡り知らされた情報ですが、簡単にまとめて付録としました
(原子とニウの物語(地震はなぜ起きるか?)変わった形の地震/地震の前の身体の変化/巨大地震と巨大津波/自然現象のソラの解釈)

釧路・十勝沖地震、紀伊半島・東海道沖地震、
新潟県中越地震、福岡県西方沖地震、宮城県沖地震
といった大地震のほか、2001年から2006年までに起きた
地震の前にあらわれた雲の写真を紹介してくれます。


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皮膚から考える命、こころ、世界

第三の脳(傳田光洋著)
<朝日出版社>定価1,500円+税

目次は次の通りです。

第1章 皮膚は未知の思考回路である
第2章 表皮は電気システムである

第3章 皮膚は第三の脳である
第4章 皮膚科学から超能力を考える

第5章 皮膚がつくるヒトのこころ
第6章 皮膚から見る世界

感じるだけが皮膚の仕事ではありません。
皮膚は未知の思考回路だったのです。


目からうろこの本です。


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ロボティクス研究者が見た脳と心の思想史

脳の中の「私」はなぜ見つからないのか?(前野隆司著)
<技術評論社>定価1,880円+税

目次は次の通りです。

第1章 意識とは何か
・一元論と二元論
・クオリアの問題 ほか

第2章 東洋思想と宗教
・釈迦
・老子 ほか

第3章 西洋哲学
・デカルトの二元論
・スピノザの汎神論 ほか

第4章 現代心理学・科学・哲学
・心理学
・認知心理学 ほか

第5章 哲学者との対話
・現象学
・生態学的心理学

脳は心(意識)をどのように作っているのか。

ロボット工学者である著者が、
工学者の視点から脳の機能解明の研究を行い到達した
「心は脳が作り上げた幻想である」という
「受動意識仮説」を古今東西の思想を通して検証します。

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5次元時空の謎を解く

ワープする宇宙(リサ・ランドール著)
<NHK出版>定価2,900円+税

目次は次の通りです。

1部 空間の次元と思考の広がり
2部 20世紀初頭の進展
3部
3部 素粒子物理学
4部 ひも理論とブレーン

宇宙は、私たちが実感できる3次元+時間という構成ではないらしいのです。
そこには、もうひとつの見えない次元があるというのです。

もし、もうひとつの次元が存在するのなら、
なぜ私たちには見えないのか?

それは、私たちの世界にどう影響しているのか?
どうしたらその存在を証明できるのか?

現代物理学の歩みから最新理論まで、
数式を一切使わずわかりやすく解説しながら、
見えない5番めの次元の驚異的な世界に私たちを導いていきます。

英米の大学でテキストとして使われている
話題の著書Warped Passagesの邦訳です。


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情報検索の実践的な技術を伝授


キーワード検索がわかる(藤田節子著)
<ちくま新書>定価720円+税

目次は次の通りです。

第1章 キーワードとは
第2章 情報検索とは

第3章 キーワードの選択法
第4章 全文キーワード法

第5章 統制キーワード法
第6章 基本的検索機能

第7章 適切なキーワードを見つけるテクニック
第8章 情報の信頼性と著作権

インターネットで知りたい情報を探すのは、
思いのほかむずかしいものです。

思いつくキーワードを入力してもヒットしない。
ヒット数が多すぎる。
どれが最適な情報かがわからない…。

そんな経験はありませんか?

キーワード検索の原理がわかれば、
的確で網羅性のある情報を、誰でも効率的に探せます。

本書では、キーワードの本質や情報検索のしくみを
情報専門家がやさしく解説してくれます。

情報検索の実践的な技術を伝授してくれる本です。


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目の錯覚である「錯視」を数多く紹介


<Newton別冊>定価2,300円+税

静止画なのに動いて見える、
まっすぐなのに傾いて見える、
同じ明るさなのに違って見える、
あるはずのものが消えるなど、

目の錯覚である「錯視」を数多く紹介し、
科学的な説明も試みた本です。


見ているだけでなんだか目がおかしくなってくるような本です。


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知能をめぐる神話と真実

IQってホントは何なんだ?(村上宣寛著)
<日経BP出版センター>定価1,500円+税

目次は次の通りです。

第1章 知能とは何か
第2章 知能を測る
第3章
第3章 知能は幾つあるのか
第4章 新しい知能理論

第5章 知能テストはどのようなものか
第6章 頭の大きさと回転の速さ

第7章 年をとると知能は衰えるのか
第8章 遺伝で知能が決まるか

第9章知能の人種差と男女差
第10章 知能テストと勤務成績

遺伝、年齢、男女差、仕事の能力は、
「頭の良さ」にどう関係しているのだろう?

『「心理テスト」はウソでした。』の著者が、
「知能」の真実に軽やかに挑みます。


IQの仕組みがよくわかる本です。


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「時空間情報」とは何か

gコンテンツ革命(柴崎亮介監修)
<翔泳社>定価2,200円+税

目次は次の通りです。

1 What is “g‐contents”?
・情報技術が地図を、地図が生活を変える
・gコンテンツを理解する7つのキーワード ほか

2 g‐business
・カーナビの未来と地図データベース
・MapFanナビークルとMapFanTelematics ほか

3 g‐life
・走行車両データの効率的な利活用で高精度・高鮮度な交通情報を生成
・地理空間情報活用推進基本法とGISの未来 ほか

4 g‐technology
・地理空間情報活用推進基本法とgコンテンツの流通促進
・観光とgコンテンツ ほか

カーナビや携帯は、はじまりに過ぎない!

ナノテク・バイオに匹敵する影響力を有する
「時空間情報」とは何かを解説した書です。


図解でわかりやすく説明してくれる本です。


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現場からイノベーションを起こすための人材鍛練法

「技術者力」を鍛える(水島温夫著)
<PHP>定価1,300円+税

目次は次の通りです。

第1部 「使命」を知る
・「消耗戦」が日本企業の主戦場
・「合わせる!」ことは日本人のDNA
・イノベーションの担い手は企業内技術者
・「集団=塊力」で勝ち残る
・「試行力=昆虫行動型パターン」で現状突破する

第2部 「決意」を固める
・「超」のこだわりで勝負する
・「標準化」できないSOTA技術を開発する
・勝つためのイノベーション七つのツボ
・客価値を実現する技術体系をつくる

第2部 「技術者力」を鍛える
・企業を革新するタフな人材を育てる
・イノベーションの「見える化」でやる気をアップさせる
・日本で鍛えて海外で儲ける思考を頭にたたきこむ

「ブルー・オーシャン競争なき市場」の創造などありえない!
ますます厳しくなる「消耗戦」を勝ち抜くために、
日本型経営を支える技術者たちがなすべきこととは。

「50時間で会社を変える」ことを提唱し
結果を出し続ける経営コンサルタントが説く
攻めの集団づくりノウハウの伝授書です。


4つの企業分類はとても面白い分類だと思います。

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量子論で世界が変わる!読んで楽しむ物理入門

数式を使わずに物理がわかる本(水崎高浩著)
<秀和システム>定価1,200円+税

目次は次の通りです。

第0章 原子の発見から量子論へ
第1章 波の物理

第2章 音の物理
第3章 波としての光

第4章 量子の世界
第5章 原子論とその応用
第6章 宇宙の観測と量子論

量子論はどのようにして生まれたのか?
量子論は何を明らかにしたのだろうか?

必要な知識を学びながら、
当時の物理学者たちがどのようにして
これらを明らかにしようとしたかを
物理学の思考の流れに即して、
20世紀初頭の量子論の発見を中心に解説してくれます。


ニュートンやマクスウェルの身近な経験に基づいた
古典物理学が全く役立たない
“原子”という新しい未知の世界を探求することになった
マックス・プランクやアインシュタインを始めとする
物理学者たちが、人間の五感を超越した
量子論をいかに発見していったのかを詳しく見ていきます。

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「クリティカルエイジ」を克服する加速勉強法

頭の回転が50倍速くなる脳の作り方(苫米地英人著)
<フォレスト出版>定価1,300円+税

目次は次の通りです。

1 脳を鍛えても頭は良くならない!
―最新!機能「脳」科学が解明した最速・超効率の学習法とは?

2 なぜ、大人になってから外国語を学ぶと上達が遅いのか?
―「英語脳のつくり方」に学ぶクリティカルエイジ克服法

3 ようこそダ・ヴィンチ・プログラムの世界へ
―誰でもできる加速学習プログラムのメカニズム

4 あなたの能力を50倍にする基本ステップ
―もっとも学習に適した「脳のつくり方」「集中力のつけ方」

5 どんな試験でも最速で合格する脳のつくり方
―「記憶力アップ」&「速読」トレーニング/

6 最速で目標達成する「新しい脳」のつくり方
―あらゆる問題解決、目標達成を可能にするIQアップ・トレーニング

特別編 夢をかなえる「新しい脳」のつくり方
―上級トレーニング「パラレルタイムライン・ダ・ヴィンチ・ワーク」

脳は鍛えても頭は良くなりません。
脳は作るものだそうです。

最先端の脳機能科学から見たもっとも効率的な
速読術、記憶術、勉強術を初公開です!

仕事、語学、資格試験、試験勉強、スポーツ、子育て…など。
ネットで話題の「英語脳のつくり方」もわかります。

脳のことがここまで解明されているとは驚きです!


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つま先+親指+のど+笑い+涙+キス

この6つのおかげでヒトは進化した(チップ・ウオールター著)
<早川書房>定価2,000円+税

目次は次の通りです。

第1部 足の親指
第2部 手の親指
第1部 のど

第2部 笑い
第3部 涙
第4部 キス

アフリカの草原に生まれた弱々しいヒトの祖先が、
気候変動や捕食動物と闘い、生き残りをかけて
遺伝子に取りこんできた6つのアイテムは、
私たち現代人にとっても
捨て去ることのできない必須要素となりました。

最新の遺伝学と脳科学を駆使して描きあげる
数百万年におよぶ波乱万丈の人類進化物語です。

とってもユニークな切り口の本です。

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