科学・テクノロジー: 2008年11月アーカイブ

こんなにわかってきた

素粒子の世界(京極一樹著)
<技術評論社>定価1,580円+税

目次は次の通りです。

第1章 素粒子の発見の歴史
第2章 量子論から量子力学へ
第3章 量子力学から場の量子論へ

第4章 クォークとレプトン
第5章 CPの破れから標準理論を越えて
第6章 加速器入門

分子からクォーク・レプトンへ。
物質の最小構成要素は何か、
この永遠の課題を人類はどこまで知ったのだろうか。

つきとめられた6種類のクォークとレプトンは、
どのように物質を構成するのか。

理論はどこまで進んでいるか。

ヒッグス粒子、超対称性粒子、ブラックホール…

今、スイスで史上最大の粒子加速器LHCが稼働を始め、
宇宙の根源を解き明かそうとしています。

素粒子のことがわかりやすく書かれている本です。
それでも私にはちょっと難しかった!(苦笑)

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サイエンスコミュニケーションの広がり

一粒の柿の種(渡辺政隆著)
<岩波書店>定価1,800円+税

目次は次の通りです。

1)寅彦がまいた種
2)科学の卵
3)書の起源

4)ポピュラーサイエンスの誕生
5)自然ののぞき窓
6)科学で遊ぶ

7)サイエンスコミュニケーションの潮流
8)知識はシャンパンの泡のごとく
9)ライフコースをデザインする

10)二セ科学への免疫力
11)科学者の銅像と偶像
12)科学根の方言

科学は理(物事の道理)を楽しめる
人すべてに開かれており、
人生を豊かにしてくれます。

この科学をどのように伝えたらよいのか?

日本の科学コミュニケーションのパイオニアである著者が、
古今東西の具体例を通して考察する書です。

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トヨタとノーベル賞

ひらめきの導火線(茂木健一郎著)
<PHP新書>定価680円+税

目次は次の通りです。

第1章 ひらめきはだれもが持っている
―「点火」を妨げるものはなにか
(ひらめきはみんなのもの/「日本人には創造力がない」というフィクション/「日本人には個性がない」というフィクション/「日本人には独創性がない」というフィクション)

第2章 ひらめきのネットワークを広げる
―「みんなでやる」が燃やす炎
(ひらめきのロングテール/ひらめきはみんなで共有する/ひらめきは平等である)

第3章 ひらめきのルートを鍛える
―炎を灯す「ものの考え方」
(総合のフィールドで闘う/「すごいチーム」のつくり方/独自の強みを発揮する)

第4章 ひらめきのパフォーマンスを高める
―「意欲」が照らし出す先
(脳が活性化する環境とは/プレッシャーが喜びに変わるとき/終わりなき探求)

終章 日本を新時代へ導くために
―可能性に火をつける
(十一歳の敗戦/敗戦者の系譜/明るくさわやかに負ける/インテリよ、外に出よ!/新文明への胎動/日本の可能性の中心を見きわめる)

創造力、独創性、個性とは、天賦のもの。
そして、日本人には乏しいもの。

そんな「思い込み」を消し去るところから、すべては始まる。天才やスーパースターに頼る必要はない。あらゆる人に開かれた、
思考と発想の力を飛躍的に向上させる方法とは?

一見かけ離れたかのように思える
「トヨタ」と「ノーベル賞」の共通点に、
ヒントは隠されていたのです。


閃光のように偉大な創造や発明はいつも、
日々の小さなひらめきを共有し積み重ねた先に生まれます。

知の現場を駆けめぐる著者が照らす、
新たな可能性の地平です。


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突飛なようで奥が深い!

科学考えもしなかった41の素朴な疑問(松森靖夫著)
<講談社>定価940円+税

目次は次の通りです。


1 海、山、空で見つけた素朴な疑問
2 テレビや新聞で見つけた素朴な疑問

3 台所で見つけた素朴な疑問
4 学校で見つけた素朴な疑問

5 機械や道具の素朴な疑問
6 動物や植物の素朴な疑問
7 私たちの体の素朴な疑問

「えっ!?」
思わず絶句する41の疑問が
あなたを「科学アタマ」にします。


身近にある疑問にわかりやすく答えてくれる本です!


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血液型にまつわるいろんな話題が満載

血液型の暗号(藤田紘一郎著)
<日東書院>定価1,300円+税

目次は次の通りです。


序章 血液型でいったい何がわかる?
第1章 社会のルールブック的役割のA型

第2章 社交的だが負けず嫌いのO型
第3章 マイペースで行動的なB型

第4章 2面性のあるユニークな発想のAB型
第5章 知らなかった血液型のなぞ

血液型にまつわる
いろんな話題が満載の本です。


一般の血液型占いとは違った切り口でおもしろいですよ!


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力学は野球よりやさしい

マンガ物理に強くなる(関口知彦原作)
<講談社>定価980円+税

目次は次の通りです。


第1章 物理は野球よりやさしい
第2章 常識を疑え!

第3章 「変化」と「変化の速さ」
第4章 「速度」と「加速度」

第5章 ガリレイの発見
第6章 力のはたらき

第7章 「質量」とはなにか
第8章 わかるって面白い

第9章 観測者の立場
第10章 アインシュタインの相対論

やすやすと野球のボールを投げる、
そして打つ、
捕ることができるのは、

すでに力学の原理を体が覚えているから。

計算だらけで難しい
という思いこみをやめ、

野球部のエースで
4番のデンチュー君といっしょに、
楽しく力学を学びます。

教科書を読むよりもはるかにわかりやすい本です。

とはいっても物理なので
それなりに難解ではありますから、

あなどってはいけません!(笑)


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切迫する直下型地震の危機

なぜ起こる?巨大地震のメカニズム(木村政昭監修)
<技術評論社>定価1,580円+税

目次は次の通りです。

序章 首都圏直下型地震・宮城県沖地震は切迫しているか?
第1章 地球型惑星で起きる地震
第2章 プレートが動いた証=地震と火山

第3章 プレート間(海溝型)巨大地震とプレート内(内陸直下型)地震
第4章 地震と噴火の規則性からわかること

第5章 最近起きた地震からわかること
第6章 来るべき地震に備えて

最新の知見と情報をもとに、
今現在、日本列島とその周辺が
どのような地震の危険にさらされているか、
明らかにしていく書です。


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加速する「技術・産業パラダイム」の転換サイクル

技術潮流の変化を読む(児玉文雄著)
<日経BP社>定価2,400円+税

目次は次の通りです。


第1章 序論
第2章 「失われた一五年」の総括と普遍化
第3章 長期統計による可視化:産業革命パラダイム二〇〇年

第4章 パラダイム転換の構造分析:日本発アミノ酸工業の一〇〇年
第5章 技術体系と社会体制との整合:旧ソ連と鉄鋼技術
第6章 学習システムの再構築:自動車産業における日米逆転

第7章 新しい学習方式の出現:韓国への技術移転
第8章 パラダイム転換のマネジメント:並行開発方式の活用
第9章 政策パラダイムの転換:社会システム融合

加速する「技術・産業パラダイム」の転換サイクルを
正しく見極める方法とは!

企業経営陣が身につけるべき「
広い視野と展望力」の本質を解説してくれます。

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