科学・テクノロジー: 2013年12月アーカイブ

基礎からわかるビジュアルガイド

1 生物
(生物学って何?/さまざまな生物/細胞の構造 ほか)

2 化学
(化学って何?/物質の性質/物質の状態 ほか)

3 物理
(物理学って何?/原子の構造/エネルギー ほか)

生物・化学・物理・地学。幅広いテーマをカバー。
小中学生から大学生、社会人まで、
長く楽しめるハンドブックです。

私も娘と楽しんで読ませて頂きました。

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学

目次は次のとおりです。

序 切断論
第1章 生成変化の原理
第2章 関係の外在性ードゥルーズのヒューム主義

第3章 存在論的ファシズム
第4章 『ニーチェと哲学』における“結婚存在論”の脱構築
第5章 個体化の要請ー『差異と反復』における分離の問題

第6章 表面、深層、尿道ー『意味の論理学』における器官なき身体の位置
第7章 ルイス・ウルフソンの半端さ
第8章 形態と否認ー『感覚の論理』から『マゾッホ紹介』へ

第9章 動物への生成変化
エピローグー海辺の弁護士

“もっと動けばもっとよくなる”
“もっともっとつながりたい”
…動きすぎ、関係しすぎて、
ついには身動きがとれなくなった世界でいかに生きるか?

ドゥルーズ入門書です。
ちょっと硬い本ですが、なかなか興味深いです。

<印象に残った一文>
「始まりでも終わりでもなく中間こそ重要である。」

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

全米ベストセラー・ノンフィクション

目次は次のとおりです。

第1部 決め手はA・C・G・T-遺伝子スコアの読み方
(遺伝子、奇形、DNA-生物はどうやって形質を子どもに伝えるのか?/瀕死のダーウィンーなぜ遺伝学者は自然淘汰説を抹殺しようとしたのか?/DNAは壊れるものー自然はどうやってDNAを読み、どうして読みちがえるのか?/DNAの楽譜ーDNAはどんな種類の情報を蓄えるのか?)

第2部 動物としての過去ー這うもの、跳ね回るもの、殺すもの
(DNAの釈明ーなぜ生命はこれほどゆっくり進化し、そしていきなり複雑になったのか?/生存者と肝臓ー最も古く最も重要なDNAは何か?/マキャベリ主義の微生物ーヒトDNAのどれだけが本当にヒト特有なのか?/愛と先祖返りーどの遺伝子が哺乳動物を哺乳動物たらしめるのか?/ヒューマンジーなどの惜しい失敗ー人間はいつ、どうして、サルから分かれたのか?)

第3部 遺伝子と天才ー人間が人間らしくなったわけ
(緋文字のA・C・G・T-なぜヒトは絶滅しかけたのか?/サイズが問題ーどうして人間はこれほどにグロテスクに大きい脳を獲得したのか?/遺伝子の芸術ー芸術的才能はDNAのどれくらい深いところにあるのか?)

第4部 DNAのお告げー過去、現在、未来の遺伝学
(過去は序章、のこともあるー遺伝子は歴史的英雄について何を教えてくれるのか(そして教えられないのか)?/三〇億の小さいかけらーなぜ、ヒトはほかの種よりたくさん遺伝子を持っていないのか?/得やすいものは失いやすい?-どうして一卵性双生児はまったく同じではないのか?/私たちが知っている(そして知らない)生命ーそれで、一体何が起こるのか?)

人間の活動はすべて、
私たちのDNAのなかに検証できる痕跡を残す。
そのDNAが記録する物語が音楽のことであれ、
スポーツのことであれ、
無節操な病原菌のことであれ、
それらの話がトータルで、
地球上の人類誕生にまつわる遠大で入り組んだ物語になっている。

そして私たちが自然の最高の誇りであると同時に、
自然の最も不合理な産物でもあるのはなぜか、
その理由を教えてくれる。

愛も、才能も、闘いも
DNAに刻まれた人類の歴史をひも解く書です。

厚い本ですが、なかなか読み応えがあります。

<印象に残った一文>
「アインシュタインの脳の重さは、1220グラム、正常値の下限である。」

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

このアーカイブについて

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 7.0.1